【AFP=時事】サッカークロアチア代表を率いるズラトコ・ダリッチ(Zlatko Dalic)監督は、15日に行われるW杯ロシア大会(2018 World Cup)決勝のフランス戦で、ここまでたどり着く中での疲労が回復されていない選手がいれば、入れ替えを行う準備ができていると語った。
ダリッチ監督が率いるクロアチアは過去68年間で最小の決勝進出国となる過程で、デンマーク、ロシア、イングランドと3試合連続で延長戦を戦うことを強いられた。
指揮官は14日に行われた会見で「明日はW杯決勝だ。選手はこれがどういうことか理解している」とコメントした。
「一つ嬉しいことは、このチームのすべての選手が100パーセントの状態でなければ私に伝えられることだ。彼らは体調が万全でなければ認める。この試合に何がかかっているか理解しているが、選手たちはもし自らのすべてを出し切れないと感じたら教えてくれる。そういう態度を彼らは持っている」
自ら得点を決め、さらにマリオ・マンジュキッチ(Mario Mandzukic)の決勝弾を演出し、イングランドとの準決勝での2-1の勝利に貢献したイバン・ペリシッチ(Ivan Perisic)は、13日の練習を欠席した5人の選手のうちの1人だった。
「私たちは何も練習することがない。私たちに必要なのはリラクゼーションと明日の試合に向けての切り替えだ」
「小さなけがや問題がいくつかあるが、選手たちが準備できていることを期待するよ。もし万全でなければ、ベンチには試合に出たくてうずうずしている素晴らしい選手達が控えている」
51歳のダリッチ監督は今大会まで自国以外ではほとんど名が通っていなかったが、素晴らしい采配でクロアチアの命運を変えた。
ルカ・モドリッチ(Luka Modric)やイヴァン・ラキティッチ(Ivan Rakitic)などのタレントを擁するチームは、同監督就任前の昨年10月にはW杯に出場することでさえ苦労していた。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180715-00000015-jij_afp-socc
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