2020年東京五輪・パラリンピックの開閉会式、合計4つの式典の総合演出を担当する狂言師の野村萬斎、五輪を担当する映画監督の山崎貴氏、パラリンピックを担当するCMディレクターの佐々木宏氏が31日、都内での記者会見に出席した。萬斎は映画「陰陽師」に主演しため、陰陽師をプログラムに取り入れているフィギュアスケートの羽生結弦が出演することがファンから期待されている。会見では関連した質問に「後日のお楽しみに」と答えた。
報道陣からは、「陰陽師」のイメージがあることを踏まえた上で、「出演してほしい人はいるか」という質問が出た。これに萬斎は「たくさんの方が思い浮かべられますけど、後日のお楽しみに」とほほえんで受け流していた。
2つの大会の開閉会式を統括する「チーフ・エグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクター」(東京2020総合)という立場になった。就任にあたり、「復興五輪ということもあり、いろいろな形で国内、海外でも災害・天災が起こっており、お見舞いを申し上げるとともに、オリンピック、パラリンピックともに平和の祭典を担う大役に身の引き締まる思いでおります」と語った。
「復興五輪の名に恥じないような、シンプルかつ和の精神に富んだオリンピック、パラリンピックになるように全力をつくしたい」と抱負を述べたが、伝統芸能、和服というような表層的なものではなく、「精神として内在する我々の心のありよう」を表現する考えを示した。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180731-00000034-dal-spo
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