「第100回全国高校野球選手権・2回戦、横浜8-6花咲徳栄」(14日、甲子園球場)
昨夏の覇者・花咲徳栄(北埼玉)が2回戦で敗戦。九回に驚異的な粘りを発揮したが、あと一歩届かず、連覇への挑戦が終わった。
九回、2点差に迫り、なお2死満塁。打席に井上朋也外野手(1年)が入った。1年生から名門でレギュラーとなり、初戦の鳴門(徳島)戦では決勝打。期待感が高まった。岩井監督から「迷うな、フルスイングでいけ」と伝令を送られたが、フルカウントからのボール球を振ってしまい、空振り三振。ゲームセットとなった。
その瞬間、両膝に手をつき、涙が止まらなくなった。「甘いところに来たら一発で仕留めようと思ったが、体が前に突っ込んでボール球に手を出してしまった。自分の実力不足です」。
エースで4番・野村(3年)には「すみません」と謝ったが、逆に「ありがとう」と感謝されたという。最後は顔を上げ、「2、3年生にはいい経験をさせてもらった。今度は自分がみんなを甲子園へ連れて行きたい」と、気持ちを前へ向けた。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180814-00000087-dal-base
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