◇セ・リーグ クライマックスシリーズ ファーストステージ第2戦 巨人4―0ヤクルト(2018年10月14日 神宮)
セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ(3試合制)第2戦は14日、神宮球場で行われ、レギュラーシーズン3位の巨人が同2位のヤクルトを4―0で下し、2連勝でファイナルステージ進出を決めた。
エースの菅野智之投手(29)がCS史上初のノーヒットノーラン(無安打無得点試合)を達成。圧巻の投球で、チームを3年ぶりのファイナルステージへ導いた。
菅野は立ち上がりからヤクルト打線を寄せ付けない気迫の投球。初回に山田哲から空振り三振を奪うなど中軸も簡単に料理し、スコアボードに0を並べた。
打線は2回に長野のソロで先制し、4回にはマギーのソロ、亀井の2ランで3点を追加。一発攻勢でヤクルト先発・原を攻略し、序盤に4点を先行した。
援護をもらった菅野は、1人の走者も出さぬまま6回まで完全投球。7回2死から山田哲に四球を与えて完全試合はなくなったが、
続くバレンティンを空振り三振に斬って無安打投球を続けた。8回も三者凡退で切り抜けると、そのまま9回もピシャリ。勝てばファイナルステージ進出が決まる大一番で偉業を成し遂げた。
9回、113球を投げ無安打1四球7奪三振、フライは14、ゴロは6だった。
菅野は今季最優秀防御率、最多勝、最多奪三振の3冠に輝いている。レギュラーシーズンでは過去79人が計90度のノーヒットノーランを達成しているが、
CSでは菅野が史上初。レギュラーシーズン終盤から続く連続無失点を41イニングに伸ばした頼れるエースが、チームを17日からのファイナルステージへと導いた。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181014-00000153-spnannex-base
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