元中日監督の落合博満氏(64)が15日放送のテレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」(日曜・前11時55分)に出演し、現役引退の理由と後悔を語った。ロッテ、中日、巨人、日本ハムで20年間、プレー、3度の3冠王に輝くなどバットマンとして一流の成績を残した落合氏は1998年にバットを置き引退した。
決断した理由について聞かれると「自分で(守備の時に)一塁ファウルフライが、ここだと思って(守ったら)5メートル後ろに落ちたときにダメだと思った」と守備がきっかけだったとした。
「あれ、どうしたんだ。これはダメだと思った」と落合氏。ビートたけし(71)が「風が強かったんじゃないの?」と聞くと「難しい球場ではあったんだけど…」と答えた。
打撃ではなく守備で決断したことには「バッティングは何とかしても変えられるという気持ちもあった」と独特の感性で表現。「引退というより、野球を続けても無理だと思った。(これから野球を)表現できないんだろうと…。鍛え直しても(現役を続けるという感覚が)芽生えないと思った」と話した。
引退を家族に伝えた時の話となると落合氏は苦笑い。「いまだに怒られるんだけど、女房に言わずに子供に(最初に)言ったら、『何で(最初に言うのが)私じゃないの』って言われた」と苦笑い。理由を問われると「何でだろう。女房の誕生日の前の日に3人でご飯食べていて、息子に『やめようと思う』って言ったら『いいよ』って。聞く順番を間違えた。いまだに後悔している」と話した。
引退については「(夫人からは)『自分で決めなさい』と言われていたので、いいなと思ったけど、たまたま順番が違った」と恐縮しきりだった。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180715-00000090-sph-base
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