【江尻良文の快説・怪説】中日監督として8年間でリーグ優勝4回の常勝監督だった落合博満氏(64)の“就活”が注目されている。
ここにきてテレビ番組、CM、イベントへの登場頻度が激増。某球界関係者は「いよいよ監督復帰を目指して就職活動か。信子夫人のシリたたきもあるのかな」と目を丸くしている。
特に、21日のロッテ球団創設50周年セレモニーに出演したときは目を引いた。くしくもこの日、第100回夏の甲子園大会決勝が行われ、金足農(秋田)のエース吉田輝星は大阪桐蔭に敗れたものの、大会を通じ大旋風を巻き起こし、
同じ秋田出身の落合氏は大勢の報道陣に囲まれた。「オレが監督なら(ドラフト1位で)いく」と太鼓判を押している。
この発言も勘ぐれば、就活の一環と受け取れる。秋田出身のレジェンドである落合氏が監督に就任すれば、最終的にはくじ引きとはいえ、
その球団は吉田獲得へアドバンテージを得ることになるからだ。将来の巨人入り希望を口にし大きな反響を呼んだ吉田だが、落合氏が監督復帰となれば無視できないだろう。
実際、現時点で来季続投が決定的な監督は多くない。球団史上初のリーグ3連覇を確実にしている広島・緒方監督。就任2年目で10年ぶりのリーグ優勝へ首位をキープしている西武・辻監督。
今季が1年目のヤクルト・小川、ロッテ・井口両監督。それに球団首脳が続投を口にしている日本ハム・栗山監督だ。
その他7監督の去就は今後の戦い方次第。ドラフトの目玉について「オレなら1位」と断言し好印象の落合氏は、就活で優位に立つことになる。(江尻良文)
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180828-00000016-ykf-spo
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