体操女子の宮川紗江を指導中に暴力を振るい日本体操協会から無期限の登録抹消処分を受けた速見佑斗氏が5日、都内で記者会見を開いた。自身が認めている宮川への暴力行為について、体操協会から発表されている「顔をたたく」、「頭をたたく」などの他、協会が「お尻を蹴ってしまったりだとか、そういうこともありました」と告白した。
過去の宮川への暴力行為の詳細について、「過去を振り返ってみれば、頭をひっぱたく、そして髪の毛を引っ張ってしまったり、ほっぺたをひっぱたいたこともありますし、体操協会から出てはいないんですが、お尻を蹴ってしまったりだとかそういうこともありました」と質問に答えた。
指導の一環だったのか、と問いただされると、「当時は、私自身、子供のころにそういう認識を持って今、大人になっているということがあって」と絞り出した。「はじめは、危険な場面だったり、
気持ちの部分で、練習に身が入っておらずに危険な場面になってしまうんじゃないかと思う場面だったり、
すごく自分自身、厳しくとらえていて、その当初はけがしてしまうぐらいだったらとか、命にかかわってしまうぐらいだったら、本当にたたいてでも分からせなきゃいけないと思っていました」と語った。
会見冒頭の謝罪では、自身が宮川に暴力を振るうことで周囲の選手にも恐怖を与えてしまったと謝罪していた。「当初はそういうところまで考えられていなくて…」と反省しつつ、「どれだけまわりの人に迷惑をかけて、
どれだけまわりの人が僕の指導によって嫌な思いをしたり、練習のさまたげになったり、宮川選手ももちろん、周りの選手・コーチの人達に対しても自分中心的な考えで、
そういうところまで考えられていなかった自分というのが、振り返ってみると、そういう自分がいるなと今、感じていますので、申し訳ない思いでいっぱいです」と独りよがりなものであったと振り返った。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180905-00000100-dal-spo
みんなのコメント
宿泊先同部屋の女子選手の発言から発覚した、顔を腫らした宮川選手が部屋に戻って来た時に女子選手が「顔、どうしたの?」と聞くと、宮川選手が「速見コーチに殴られた」と答えた事実や、尻を蹴ったり、ほおを叩いたり、髪を引っぱたり、
速見コーチの暴力は度を越している。女子代表候補が顔を揃える練習場でも、他の指導者や女子選手達が引いていたという事実がある、速見コーチの宮川選手に対する暴言や暴力。この事実は、空気も悪くなり、他の選手の士気も下がり、
悪影響を与えていた事に速見コーチが気付いていなかったという事実。宮川選手の両親も黙認していたと公言しているが、暴力指導の正当性を信じて黙認していたのか、娘の手前、速見コーチに意見出来なかったのか、後者なら問題だ。
速見コーチの暴力の内容では、宮川選手が速見コーチをかばったとしても、この内容では少々無理があるが、優先すべきは被害者である宮川選手の希望。
このコーチと選手の関係が見ててだんだん気持ち悪くなってきた。
第三者から言わせると異常です。
組織の中にいると客観的に物事見れなくなるんでしょうね。
お互いに指導やら体操やらから離れたら間違っていた事だと気づくでしょう。
良いことも沢山あったろうし、信頼関係がある上での暴力だったんだろうけど。
やっぱりダメでしょ、これは。
軍隊や警察なら体罰もありだと思うが、たかがスポーツで体罰とかバカだろ