170キロ超ヒットを連発「2本ではなくて3本、4本と打てれば」エンゼルスの大谷翔平投手は12日(日本時間13日)、本拠地レンジャーズ戦に「4番・DH」で出場し、3打数2安打1四球1三振1得点の活躍で8-1での勝利に貢献した。
マルチ安打は今季20度目。2本のヒットはいずれも打球速度170キロを超える痛烈な打球だった。試合後、大谷は「打撃の技術も上がってきてるかな」と振り返っている。
大谷は2点リードの3回2死走者なしの場面で、先発右腕ガヤードのスライダーを右翼に運ぶ痛烈な二塁打を放った。打球速度108マイル(約173.9キロ)、
飛距離360フィート(約110メートル)。角度がもう少し上がれば本塁打という大飛球だった。エンゼルスはここから4連打で4点を奪取。大谷が打線に火をつけた。
さらに、7回1死走者なしでは右腕バトラーの94マイル(約151キロ)の直球を右前に運ぶヒット。打球速度は1本目の二塁打を上回る109マイル(約175キロ)をマークした。3打数2安打で打率は.295まで上昇。3割到達は目前となっている。
今季20度目のマルチ安打。試合後、大谷は「もっともっと、1試合の中で2本ではなくて3本、4本と打てればと思いますし、そういう打席を多く作っていければいいと思うんですけど、
なかなかそうは行かないので、どういう当たりでもしっかりヒットにできるようにやっていきたいなと思っています」と話した。当然ながら、まだまだ満足する様子はない。
メジャー1年目で多くの投手と対戦を重ね、お互いに研究が進む中、後半戦は打撃好調を維持している。
「後半は特に見たことないピッチャーだったりとか、初対戦のピッチャーがまた多くなってはきているんですけど、しっかり自分のタイミングで打席の中に入れてますし、
打席の中でもしっかり自分のやりたいアプローチの仕方をできる打席は多いんじゃないかなと思います」。自身の経験値も確実に上がっており、
「もちろん少ないデータの中で自分の打席にどういう配球が多くなっているのかという傾向も考えますし、単純な打撃の技術も上がってきてるかなと思います」と手応えを示した。
打率.295と3割到達も目前。「打者・大谷」が確実に進化を続けている。
盆子原浩二 / Koji Bonkobara
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180913-00203166-fullcount-base
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