阪神が24日の広島戦(甲子園)に1―3で敗れ、今カード屈辱の6連敗。先のDeNA戦で爆発した糸井、ナバーロら好調打線が一転して広島先発・ジョンソンの前に沈黙し、俊介の適時打で1点取るのがやっとだった。これで首位・広島とのゲーム差は今季最大の11。今回3連敗すれば自力優勝の可能性が消滅するだけに何とか一矢報いたかったが、甲子園での試合も5連敗で、今季は15勝24敗1分けの借金9と本拠地での弱さが際立っている。
金本知憲監督(50)は「ここになると打てなくなる。何かあるのか…。横浜や神宮みたいにガンガン打ってほしいけど、何かそういう空気があるのか…」と何度も首をひねった。
日増しに優勝の目が厳しくなりつつある阪神。そんな中、虎OBの間で“物議”を醸しているのが、金本監督の「暗黒発言」だ。後半戦最初のカードの巨人戦で3連敗を喫した翌19日に、指揮官が「(打線は)近年で一番打ってないやろ、今年。
(過去)20年、30年くらい。“暗黒時代”より打ってなくないか? どうやったら打てるのか、教えてくれ」などとボヤいた発言がそれ。「暗黒」とは阪神が1987年から2001年まで、ほとんどBクラスに低迷した時代をマスコミが名付けたものだ。
あるフロント幹部は「監督に悪気は当然なかっただろうけど、当時、暗黒時代にいたOBは『マスコミが言うならともかく…』と不快に感じている。選手だって暗黒時代より…と言われたら面白いはずがない。とにかく、今後はOBの監督を見る目も評論を含めて厳しくなってくる。負ければひそかに喜ぶOBもいるわけだし…」と“暗黒発言”の余波を危惧しているという。
もちろん、金本監督としても当時のチームを小バカにしたわけではない。批判されてはたまったものではないだろう。何が“問題発言”になるかはわからないものだが、それだけ周囲はチームの現状にピリピリしている。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180725-00000025-tospoweb-base
みんなのコメント
他人の気持ちを考えられないのが、監督としての弱点にも繋がってるんやろな。
自分の選手や敵チームの気持ちなんて考えたこともないし、聞かれてもチンプンカンプンやろ。