◇テニス・ウィンブルドン選手権男子シングルス準々決勝(2018年7月11日 英ロンドン・オールドイングランド・クラブ)テニスのウィンブルドン選手権第10日は11日、男子シングルス準々決勝が行われ、第24シードの錦織圭(28=日清食品)が元世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(31=セルビア)と対戦。3―6、6―3、2―6、2―6で敗れ、日本勢85年ぶりの4強進出を逃した。
第1セット第3ゲームで先にブレークを許した錦織。直後の第4ゲームでブレークバックしたが、第9ゲームでジョコビッチが再びブレーク。第1セットを3―6で落とした。
第2セットも序盤からジョコビッチのペース。しかし、錦織は第3ゲームを0―40から粘ってキープに成功すると、直後の第4ゲームでブレークに成功。きっちりとサービスをキープし、6―3で1セットを奪い返した。
第3セットは、第5ゲームで錦織が40―0と絶好のブレークチャンス。しかし、ジョコビッチが驚異的な粘りでこれをキープすると、直後の第6ゲームでブレーク。第2セットとは真逆の展開でブレークを奪われた錦織は、第8ゲームでもブレークを許して2―6でこのセットを落とした。
第4セットは第1ゲームでブレークに成功したが、ジョコビッチが直後の第2ゲームでブレークバック。第4ゲームでもブレークを奪われるなど、ジョコビッチに元王者の貫禄を見せつけられ、2―6でこのセットを落として敗れた。
これで錦織はジョコビッチに対して13連敗。同種目の日本勢で1933年大会4強の佐藤次郎以来85年ぶりの準決勝進出とはならなかった。
▼錦織圭 思っていた以上に芝でも相手の守備がよくてなかなか崩せなかった。第3セットの第5ゲームが最大のチャンスだった。あそこから試合の流れが変わって、簡単にポイントを与えてくれなくなった。(今大会は)芝で少し自分のテニスが見つけ出せた。それは大きな収穫だった。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180711-00000193-spnannex-spo
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