阪神は4日、6月29日・ヤクルト戦(神宮)の七回に起こった「3フィートオーバー」のルールを適用しなかった判定について、NPBに意見書を提出し、この日、同書の内容を全面的に認める回答が届いたことを発表した。
事案となったのは、同戦の七回のプレー。七回1死二塁から代打・荒木が三塁前へのゴロを打った。捕球した三塁手・北條は、二走・藤井にタッチしようと試みたものの、かわされた。
その際に走者がラインアウトしたように見え、金本監督も抗議に出たが、飯塚三塁塁審は「タッグ行為がなかった」としてセーフと判定していた。
判定通りなら内野安打だが、公式記録は「野選」。4審判での協議もなく、飯塚塁審の一存で決したことにも疑問を呈し、この2点を中心に意見書を送っていた。
この日、対応した谷本球団本部長は「走路アウトと判定すべき事案でしたということを、事後的ではありますけど、認めていただきました。併せて4審判が協議すべき事例であったということを、明確に答えていただきました」と説明した。
NPB側が判断ミスを全面的に認め、謝罪する形となったが、「審判団の中でも共有していただけるということで、今後はそういったこともなくなっていくだろうと思う。そのことが分かったということで、おわびとともに(回答が)返ってきたので。一応、今回の件は、終わりにしようと思っています」と話した。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180704-00000090-dal-base
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