高校生NO・1野手獲りへ! 阪神が今秋のドラフト会議(10月25日)で、大阪桐蔭高・藤原恭大外野手(3年)を1位の最有力候補に挙げたことが28日、明らかになった。
走攻守三拍子そろったスラッガーは史上初となる2度目の甲子園春夏連覇をかけ、30日に大院大高との北大阪大会決勝戦に挑む。“虎の恋人”の夏が始まる!
虎の1位は藤原! 今秋のドラフト会議に向けて、阪神の1丁目1番地が決まった。金本政権4年目も、勝利と育成の二兎を追う。常勝軍団復活へ、藤原が1位の最有力候補となった。
球団関係者は「(藤原は)高校生NO・1の評価をしている。将来性も十分。プロの世界に入って、さらに伸びるタイプだろう」と話した。
藤原は左投げ左打ちの外野手。走攻守三拍子そろい、2年時には日本代表にも選出された。今春の甲子園は右膝を痛めながらも主軸として5長打を含む8安打の活躍。史上3校目の春連覇に貢献した。
阪神は畑山チーフスカウトを中心に密着マークし、スカウト同士のクロスチェックも完了済み。前監督の和田豊球団本部付テクニカルアドバイザー(TA)も「高校生の中に大学生がいる感じ。打つだけではなくスピードもある」と絶賛する成長力を示してきた。
今月15日に大阪市内で行われた坂井オーナー、金本監督らとの会食でもドラフト会議に向けての熱い意見交換があった。球団関係者の話を総合すると藤原の1位指名は電鉄本社、球団フロント、現場ともにほぼ意見が合致しているようだ。
阪神は同じ大阪桐蔭高の投打二刀流・根尾昂内野手(3年)や、東洋大の最速151キロ右腕・上茶谷(かみちゃたに)大河投手(4年)らも1位候補としてリストアップしており、もちろん彼らにも今後も注目していく。ただ、藤原を最上位に定めたのは“高齢化”が進む現在の外野事情がある。
来季42歳の福留、同37歳の糸井が両翼を担う。中谷、高山ら中堅&若手組が続いているが、ベテランの座を脅かすまでにはいたっていない。悲願のリーグ優勝を目指す上で即戦力投手も重要な補強ポイントではあるが、高卒の外野手を獲得することにより「中長期的な視野に立ち、育成できる。活躍できる期間も長い」と球団幹部は力説。
FAや外国人補強に頼ることなく、自前でスターを育てることを貫いてきたのが金本阪神。そのためにも、高校生でもっとも優れた選手を獲得するのが基本方針-というわけだ。
29日に予定されていた高校野球の北大阪大会決勝は、台風12号の接近に伴い30日に順延。藤原はそこで、史上初となる2度目の甲子園春夏連覇への道を目指す。準決勝の履正社高戦では3-4の九回二死走者なしからのミラクル逆転劇に貢献。“恋人”を中心に、阪神のドラフト戦略が突き進んでいく。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180729-00000014-sanspo-base
みんなのコメント
不人気でしかも韓国企業で財政悪化して身売り寸前のロッテだけは行かしたら駄目だよ。阪神はその点親会社はしっかりしてるからしっかりお金出すし。