ビシエド獲り急浮上! 17年ぶりの最下位が確定した阪神に、中日のダヤン・ビシエド内野手(29)が関係者を通じて売り込みをかけていることが8日、分かった。
今季はロサリオが不発で、昨季から続き貧打は解消できず。阪神側はマネーゲームには応じない方針だが、2年契約を満了するスラッガーの獲得の可能性も出てきた。
屈辱の最下位が決定した阪神が、再建の切り札として竜の主砲を獲得する可能性が浮上した。中日との2年契約がことしで切れるビシエドの代理人が、タテジマにも売り込みをかけていることが判明したのだ。
中日は13日の阪神戦をまだ残している状況。ビシエドは打率・349で首位打者をほぼ確定し、26本塁打、99打点の打撃成績は文句の付けようがない。
昨年、ゲレーロを巨人に“強奪”された中日球団は、同じ過ちを繰り返さないために、早くから残留交渉を開始。懸命に流出阻止に動いており、ある程度の手応えを感じてきた。残留に自信ものぞかせてきた。
しかし、ビシエド側の動きはどこまでもビジネスライク。“より良い条件”の球団を求め、複数球団に水面下で働きかけているのが現状だ。
ビシエド側の関係者が、この日の神宮球場を含めて各球場に出向き、積極的にセールス活動を行っている。阪神とも、球団の渉外担当や金本監督周辺と接触している模様だ。
阪神は今季、期待していたロサリオが完全に期待はずれに終わり、最下位転落の要因の1つになってしまった。シーズン中は、ビシエド、アルモンテの中日助っ人コンビをうらやましく眺める展開が多々見られた。
「ノーモア・ロサリオ」-。巻き返しを図るために、より活躍の可能性が高い助っ人のリストアップ作業を進行中。
すでに今季限りで日本ハムとの契約が切れるレアードの調査を本格的に行っている。日本野球に戸惑わないことは、大きなウエート。
日本での実績は、新助っ人を絞り込む上での、重要な要素になってきているのが実情で、ビシエドは、まさしくこの条件にもピタリと符合する。阪神は売り込みを受けて、レアードと並行して、本格的な調査に入る。
ただし、球団の方針としてマネーゲームへの参戦はしない。ビシエド側が、今季年俸1億7000万円からの高額な条件を求めているため、阪神側は慎重に進めていくことになる。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181009-00000502-sanspo-base
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