阪神の“悩める助っ人”ウィリン・ロサリオ内野手(29)が27日、今季2度目の二軍落ちとなり、このまま解雇になる可能性が濃厚となった。
ロサリオは5点差を逆転勝利した26日の巨人戦(東京ドーム)では2試合ぶりにスタメン出場したものの、好機に併殺打で途中交代…。
これ以上の上積みは「しんどい」と金本知憲監督(50)が断を下したわけだが、勝負の9月を前にしたこの“戦力外扱い”は来季の去就にも影響することは必至だ。
7月17日の一軍再昇格後もロサリオに大きな進化は見られず、打率2割4分2厘、8本塁打、40打点(27日現在)で目下、9打席連続無安打中。
当の本人は「チームの助けになるようまだ頑張りたい」としているが、チーム内からは「この時期で要らないとなると来年はきつい」との声が充満。しかも契約は球団に選択権があるため、今季限りの…は日増しに現実味を帯びてしまっている。
そんな解雇危機にひんしたロサリオに古巣の韓国プロ野球界から“出戻りコール”が噴出している。「本人次第だが、また韓国でプレーすればいいし、また打てると思う。
韓国の投手力はレベルが低い。給料のことさえ気にしなければロサリオを欲しい球団は必ずある。実際にこっちの球団関係者が6月に二軍落ちしたロサリオに連絡をしたという話もよく聞いている」(ある韓国プロ野球関係者)
ロサリオはメジャーで通算71本塁打を放ち、韓国プロ野球で2年連続で「3割、30発、100打点」をマークするなど確かに実績は十分。
別の韓国プロ野球関係者も「こっちなら以前もらっていた年俸2億円は保証してもらえるかもしれない。もともと、本人は阪神と2年ではなく単年契約を希望していた。お金をまだ稼ぐなら韓国が一番だろう」とまで勧めているのだ。
球団は史上最高額の年俸3億4000万円でロサリオを入団させながらもフタを開ければ大失敗。打てないロサリオに、再生できなかった金本監督ら首脳陣…。韓国に出戻るかどうかは別として、バツの悪さは全開だ。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180828-00000032-tospoweb-base
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