「ヤクルト3-4阪神」(18日、神宮球場)
阪神がヒヤヒヤの勝利ながらも、不敗神話を守った。
六回までにリードを奪った試合は前日まで38勝1分けと不敗を誇る強力リリーフ陣。ところが、1点リードの九回、マウンドに上がった守護神・ドリスが大乱調だった。
先頭の代打・伊野に右前打を献上。この後、何とか2死までこぎつけたが、山田を四球で歩かせると、続くバレンティンには1球もストライクが入らず、ストレートの四球で満塁。
さらには雄平にも2ボールとストライクが入らず、絶対絶命…。ここからようやくストライクが入り、最後は三邪飛に打ち取り、薄氷を踏むような展開ながら、逃げ切った。
試合後の金本監督も「ヒヤヒヤ?いやー…ヒヤヒヤを超えてるわ(笑)」とさすがに苦笑いを浮かべた。ドリスは16日の広島戦で、初球を会沢の頭部に当ててしまい、危険球で退場。それ以来の登板となったが、
「ちょっと…先頭バッターですね、あそこは追い込んで(いただけに)。結果的に(無失点でセーブが)付いたから。本人もどうかな、まあ何て言うか、表現が難しいな(笑)」と、評価をしあぐねていた。
六回無死満塁の大ピンチでマウンドに上がった桑原は適時打を許したもののリードを守り切ると、七回はベテラン・藤川が山田、バレンティン、雄平というクリーンアップを3人でピシャリ。八回には同じくベテランの能見も三者凡退に仕留めた。
指揮官は「勝ちパターンというか、クワと3人でドリスにつなぐまでの勝ちゲームを守るというのは、そこは崩れなかったので」と、六回までにリードを奪った試合はこれで40戦無敗となり、安堵の笑みを見せていた。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180818-00000136-dal-base
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