第100回全国高校野球選手権大会第8日第4試合(慶応6-12高知商、12日、甲子園)12年ぶり23度目出場の高知商(高知)が四回までに12点を奪って、10年ぶり18度目出場の慶応(北神奈川)に圧勝した。高知商は2試合連続の2桁得点で、1993年以来25年ぶりに3回戦進出を決めた。
高知商が一回に先制。無死一塁で2番・西村が左中間への適時三塁打を放ち先制。その裏に慶応は2安打と四球で無死満塁とし、4番・広瀬の三塁強襲の適時打で同点。さらに5番・根岸の中前適時打で逆転に成功した。
逆転を許した高知商は直後の二回一死二、三塁のチャンスで1番・前田の投ゴロを慶応・生井が本塁へ悪送球。三走が生還して同点。さらに、西村が2点二塁打と、3番・乗松の左前適時打など、4本の長短打で一気に7点を奪って逆転した。
6点リードを奪った高知商は四回、2安打と死球で二死満塁のチャンスを作り7番・藤田の2点適時打。慶応・生井をここでKOした。さらに、2番手渡部から8番・北代の中犠飛と9番・浜田の適時打で4点を加えた。
10点を追う慶応は、五回二死一塁で3番・下山が2ランを放った。九回にも1番・宮尾の犠飛などで2点を加えて追い上げたが及ばなかった。
高知商先発の北代は一回に集中打を浴びて失点も二回以降は2失点で抑える粘投。1回戦に続き完投を果たした。打線は、序盤に生井を攻略し、大量得点を奪って北代を援護した。
慶応は、一回に5安打を集中させ2点を奪って逆転に成功。しかし、2度の本塁憤死で大量得点のチャンスを逸した。先発・生井が3回1/3を12失点だったのも誤算だった。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180812-00000591-sanspo-base
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