【ジャカルタ小林悠太】ジャカルタ・アジア大会は第8日の25日、陸上の男子マラソンがあり、井上大仁(ひろと)(25)=MHPS=が2時間18分22秒で金メダルを獲得した。日本勢の優勝は1986年ソウル大会の中山竹通以来32年ぶりで、メダル獲得は11大会連続。2020年東京五輪を想定した夏のレースを制し、弾みをつけた。園田隼(29)=黒崎播磨=は4位だった。
スローペースとなったレースは、35キロで先頭集団が5人に絞られた。37キロ以降は井上と14年仁川大会(韓国)1万メートル金メダリストのエルハサン・エルアバシ(バーレーン)との一騎打ちの展開に。勝負は競技場内までもつれ込み、最後の直線で井上が競り勝った。
井上は長崎県出身。長崎・鎮西学院高、山梨学院大を経てMHPSに入社。今年2月の東京マラソンで日本歴代4位の2時間6分54秒をマークした。
◇世界選手権の雪辱果たす
昨年8月、ロンドン世界選手権で失速した井上が1年後のジャカルタで雪辱を果たした。世界選手権では初代表の緊張感から力を全く出せず、26位に終わった。「気持ちが未熟だった。神経質になって本番までに気疲れしていた」と振り返る。
世界選手権でともに代表入りしていた川内優輝(埼玉県庁)と中本健太郎(安川電機)は常にリラックスしていた印象があった。
ベテランの2人を見習って、「自然体」を大事にするようになった。レース2日前、報道陣に「勝たないといけないプレッシャーを感じています」と穏やかな表情で率直に話した。1年前のように虚勢を張る姿はなかった。
2月の東京マラソンで、2時間6分11秒の日本新記録を出した設楽悠太(Honda)に敗れたが、日本歴代4位の2時間6分54秒を出した。19年9月の東京五輪代表選考会を見据え、アジア大会を回避する有力選手が相次いだが、井上はすぐに挑戦を決めた。
「環境のいいレースでは強さは身につかない。暑さの中で勝負して勝つ」。伸び盛りの25歳にとって宣言通りの金メダル獲得は1年後の五輪代表選考会、2年後の五輪本番へ大きな自信となる。【小林悠太】
井上大仁 神経が削られるようなレースで、きつかった。ラストスパートでは勝つ自信があった。勝ったと思った瞬間、喜びが爆発した。
園田隼 勝てるレースだった。一つのミスで4位に落ちた。世界、アジアの厳しさを知った。相手も苦しい中で我慢できなかった。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180825-00000019-mai-spo
みんなのコメント
なんも知らねーやつがいちいちネットニュースに踊らされて反則の定義とか語り出しちゃってるね
うける
そういうやつこそフェイスブックとかやっててそっちではよく頑張ったとか書いてんだろ、二重人格か?!
ルールブック全て読んでから言え