暴力団元組長との交際や選手への公的助成金の不正流用を認め、日本ボクシング連盟会長の辞任を表明した山根明氏(78)が9日、毎日新聞の取材に対し、
同連盟を退会する意向を明らかにした。山根氏は「会長と理事を辞める。その二つを辞めるのだから、連盟も退会するということ」と説明した。
山根氏は8日に大阪市内で報道陣に会長辞任の声明を発表したが、質問を受け付けず、理事職の辞任や同連盟を退会するかどうかは不明だった。
このため、山根氏の判定への不当な介入などを告発した全国の有志333人でつくる「日本ボクシングを再興する会」(鶴木良夫代表)は同連盟に対し、
会長辞任後に山根氏の影響力が及ばないように除名を要求していた。権限が残った場合は、刑事告訴も辞さないとしている。
山根氏は9日未明の毎日新聞の取材に、「顧問弁護士から『マスコミに話すな』と言われていたので、何も話さなかった」と釈明。8日に帰宅した際、自宅前で報道陣に指を2本立てたことについては「会長と理事を辞めるのかと聞かれたので、その二つという意味だった」と話した。【来住哲司】
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180809-00000045-mai-spo
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