◇第18回アジア大会第11日(2018年8月28日 インドネシア・ジャカルタ、パレンバン)
アーティスティックスイミング(AS)デュエットのフリールーティン(FR)が行われ、前日のテクニカルルーティン(TR)で2位に付けていた日本の乾友紀子(27=井村ク)
・吉田萌(めぐむ、23=ザ・クラブピア88)組は92・1000点をマークし、合計182・3363点で銀メダルを獲得した。金メダルは中国ペア、銅メダルはカザフスタンのペアが獲得した。
日本のデュエットは今年6月のカナダ・オープンで、井村雅代ヘッドコーチ(68)がそれまで乾と組んでいた中牧佳南を外し、吉田を相方に抜てき。ペアとして練習開始からわずか2カ月の急造だったが、息の合った演技で観客を魅了。中国には及ばなかったが、価値あるメダルを獲得した。
東京五輪が2年後に迫る中で厳しい決断を下し、新ペアとして公式戦初戦で結果を残した2人に、「鬼の井村」と恐れられる名伯楽も称賛の言葉を並べた。演技内容について「よく泳いでましたよ。かなりいい演技をしたと思う。昨日(のTR)に続いて」と評価すると、
吉田については「思っていたよりも冷静な子。試合に強い、頼りになるなと思いました。やれ、ということを、ちゃんと自分の頭で整理してできる子だな、と。非常に冷静な部分があって、それが演技に結びつく。なかなか面白い子」と賛辞を惜しまなかった。
東京五輪に向けても「私、もう覚悟してますから。東京はこれでいくと決めてますから」と乾・吉田組との“心中”を決めたことを明かした。
16年リオデジャネイロ五輪で乾・三井梨紗子組で銅メダルを獲得してから2年。中村真衣、中牧と固定できなかったエース乾のパートナーがようやく固まり、井村ヘッドコーチの指導もさらに熱を帯びることになりそうだ。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180828-00000119-spnannex-spo
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