社会人野球を統括する日本野球連盟(JABA)は5日、大リーグ球団との契約締結などの行為で連盟規定に抵触したパナソニックの吉川峻平投手(23)を4日付で登録資格剥奪の上、再登録を認めない処分を科したと発表した。
4日の臨時理事会で決定。最も重い処分に相当し、今後は選手、指導者としても社会人野球で活動できない「永久追放」となる。
プロ球団との契約締結は締結日以前に登録抹消届を提出する必要があるが、吉川は提出前にダイヤモンドバックスとマイナー契約を正式に結んだ。
1月から球団スカウトと複数回接触し、交渉を行っていたことも処分理由となった。吉川は関大から17年にパナソニック入りした本格派右腕。ジャカルタ・アジア大会日本代表に選出されたが規定抵触で辞退した。吉川は退職の意向を示し、5日付で退職の手続きが行われた。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180906-00321799-nksports-base
みんなのコメント
アマチュアと日本のプロとの関係は過去の青田買いなどを巡って長年に渡って冷えきっていたが、最近になってやっと関係が改善されてきた。
しかし、大リーグが日本人選手に興味を持つようになってから、日本のルールを逸脱するような方法で接触を図るケースがこれまでにもあったようだ。
今回これが表面化した形だか、このようなことがあっても日本側は大リーグ側に強くルール遵守を主張することはできない可能性が高い。
そんなことをして大リーグ側との関係を悪くすると今後、日本のプロを経て大リーグに行く選手に影響が出て、より大リーグ志向の強いアマチュア選手にプロを経ないで大リーグと契約を結ぼうとする人が続出しかねないからだ。