2018 FIFA U-20女子ワールドカップ フランスの準々決勝が17日に行われ、U-20女子日本代表(ヤングなでしこ)がU-20女子ドイツ代表を3-1で下した。
ヤングなでしこは、立ち上がりから主導権争いを制してボールを保持することには成功するが、シュートまではなかなか持っていくことができない。
37分には、CKのこぼれ球から遠藤純が前線にロングパスを送り、宝田沙織が頭で合わせるも、これは惜しくも枠を外れてしまう。前半終了間際には遠藤を起点に立て続けにチャンスを作るが、最後を合わせることができない。ヤングなでしこは、ドイツに決定機を作らせず、試合を支配し続けたものの、スコアレスで前半を折り返した。
後半に入り、ついに試合が動く。59分、宮澤ひなたのサイドチェンジから遠藤がペナルティエリア内に侵入し、切り返してディフェンスをかわすと、最後は右足で流し込み、ヤングなでしこが待望の先制点を挙げた。
さらに70分には、宝田のスルーパスから裏に抜け出した植木理子のゴールで追加点を挙げると、73分にも北村菜々美のクロスから宝田が押し込み、ヤングなでしこがリードを3点に広げた。
終盤、ドイツに1点を返されたものの、リードを守り切ったヤングなでしこが3-1で勝利。2大会連続で準決勝進出を果たした。次戦は20日、U-20女子イングランド代表と対戦する。
【スコア】
U-20女子日本代表 3-1 U-20女子ドイツ代表【得点者】
U-20女子日本代表:遠藤純(59分)、植木理子(70分)、宝田沙織(73分)
U-20女子ドイツ代表:ミンゲ(82分)【スターティングメンバー】
U-20女子日本代表(4ー4ー2)
スタンボー華;南萌華、高橋はな、宮川麻都、北村菜々美;林穂之香、宮澤ひなた(90+3分 高平美憂)、長野風花、遠藤純;宝田沙織(85分 児野楓香)、植木理子(78分 村岡真実)U-20女子ドイツ代表(4ー4ー2)
フィッシャー;クラインヘルネ、パヴォレク、ヘヒラー、ニスケン(66分 ザンダース);ミンゲ、グウィン、フェルドカンプ、オーバードルフ(85分 グラフ);フライガング(78分 リーケ)、ブール引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180818-00814674-soccerk-socc
みんなのコメント
エリア内に侵入された時などサイドに蹴りだすことが徹底されていた。変につないだり、バックパスしたり、テクニック見せたりしてカットされて失点というなでしこの定番のミスがなくなった。監督が指示して徹底すればできるということだ。
後半早々、右サイドでDFが立て続けにボールを奪われた以外に守りのミスがなかった。攻撃は面白いようにパスがつながり相手をかわしてゴールに迫る。見ていて本当に面白い。判断が速くワンタッチで出されるのでドイツ選手は手玉に取られて翻弄されていた。
終了後にピッチに座り込んで泣いてた選手もいた。敗北感は相当なものだろう。ヤングなでしこに最大限の拍手を送ります。次はイングランド。撃破して決勝は多分スペイン、雪辱戦だ。