巨人の内海哲也(36)が炎上した。
先発した7日の阪神戦で初回にロサリオに満塁本塁打を浴びると、五回には福留、糸井に相次いで適時二塁打を打たれ、五回途中6失点でKO。試合前まで借金1だった巨人は、阪神に完済を阻まれた。
さるチーム関係者がこう言う。
「4勝3敗となった内海は、春のキャンプからずっと二軍。5月にやっと初登板して勝利を挙げた後もチーム事情によって再び二軍。それでも腐らず状態をキープした。
今はカードの頭を任され、前回登板で4年ぶりの完封勝利。少しずつ首脳陣の信頼を取り戻しつつあります」
同い年の亀井善行(36)はこの日、「5番・左翼」で出場。打率.292で得点圏はリーグ2位の.387と勝負強さを発揮している。
■昨年は村田修一が…
2人のベテランは、このままいけば来季もクビがつながる可能性が高いが、問題はその他の連中だ。
昨オフ、「若返り」のあおりを受けた村田修一(37=栃木)が巨人から自由契約となり、結局は引退に追い込まれた。球団はこのオフ、さらなる若返りを進める方針だという。まず“整理”対象となりそうなのは「FA入団組」だ。
「FAで入った杉内(37)、大竹(35)、森福(32)、出戻りの脇谷(36)も含めた4人はクビが寒いともっぱらです。全く登板していない杉内以外は、二軍では主力級でも、それではFAで他球団から呼んだ意味がない。
昨オフはFAで入って一軍の主力だった村田ですら自由契約になっている。生え抜き選手よりシビアな目で見られるのは確かですから」(前出の関係者)
かつて巨人に三顧の礼で迎えられた大物FA選手の中には、引退後もコーチなどで球団に残れる「終身雇用」のような契約を結ぶこともあったという。
「同じFAでも人によるだろうけど、例えば大竹は、そういった契約は一切してないそうです。つまりクビになったら、そのままクビ。将来の身分が保障されていないなら、このまま二軍のローテ投手で終わるわけにはいかないでしょう」(球界関係者)
危ないのはもちろんFA組だけではない。巨人は101試合を消化して借金2。首位広島とは10.5ゲーム差の2位で4年連続V逸が濃厚だ。高橋由伸監督(43)の去就も決まっていない。
大ナタが振るわれるオフへ向け、眠れない選手が増えそうだ。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180808-00000025-nkgendai-base
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