<高校野球西東京大会:日大鶴ケ丘19-15明大中野八王子>◇20日◇5回戦◇ダイワハウススタジアム八王子第100回全国高校野球西東京大会5回戦で、両軍合計41四死球という「ギネス級の激闘」が繰り広げられた。8強入りをかけた日大鶴ケ丘-明大中野八王子の試合は、両軍投手が厳格なストライクゾーンに苦しみ、四死球を連発。酷暑の中、ビッグイニングの応酬となった。
「41四死球?」。ネット裏に集まったスカウトは目を丸くさせ、数字の異常さに驚いた。ベテランスカウトは「ビックリした。これだけの数は見たことがない」と言った。球審はコース、高さともに厳格で、ある投手はがっくりと膝に手をつき、落胆した。
試合展開が変わる可能性から、外部から審判への試合中の助言は「原則」禁止とされる。東京・八王子の最高気温は34・9度。炎天下の日中にプレーボールがかかったが、球審は両チームともに平等に厳しく、妥協なく貫き通した。今夏は全国各地で熱中症が続出する暑さ。危険を感じた東京都の高野連は「裁量」として対策を講じた。
通常、ダイワハウススタジアム八王子では5回のグラウンド整備はなかったが、5分間のブレークタイムを設定した。観客に向け、場内アナウンスで「熱中症への注意」も呼び掛けた。関係者によれば、幸いにも、この日は両チームの選手、審判団、スタンドで応援する生徒らが異常を訴えることはなかった。
ただ、この先、同じような問題に直面することが予想される。他県では審判が裁量のもと試合を止め、選手に水分補給を促すケースも見られる。異常な暑さの中、万全の対策が求められる。【久保賢吾】
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180721-00274882-nksports-base
みんなのコメント
厳しいゾーンに自己陶酔している審判は確実に存在する。
ここまであからさまにヒドイ審判に擁護のコメントが優勢なのは信じられないな。