国際オリンピック委員会(IOC)は16日、東京五輪の猛暑対策として陸上のマラソンと競歩を札幌開催に変更する案の検討に入ったと発表した。東京より気温が約5度低く、地理的な条件などを理由としている。五輪開幕まで1年を切り、IOCが会場変更を提案するのは異例の事態で、実現には難航も予想される。猛暑を見据えて準備を進めてきた現場サイドでは驚きと戸惑いの声が上がった。
これまでの日本長距離界の努力が水泡に帰すような提案だ。MGCでは男女各2人がマラソン代表に内定。
暑熱対策など、すべてが20年への試金石となったレースで、男子を制した中村匠吾は「このコースを全力で走れたことは五輪へもプラスになる」と喜んでいた。
コース決定時から暑さは懸念されていたが、路面は少しずつ遮熱舗装され、スタート時間の前倒しなど対策はしてきた。MGC上位5人に対しては国際陸連から「五輪参加標準記録突破者と同等にみなされる」と参加資格の付与もあった。
競歩は無料で観戦可能だが、新国立競技場でマラソン発着を観戦するチケットは販売されている。コース設定からやり直す必要があるが、陸上関係者からは「非現実的。1年を切った段階では厳しい」との声が上がる。
札幌市では夏に北海道マラソンを開催しているものの、運営面での準備期間は足りない。日本陸連幹部も「全く知らなかった」と驚きを隠せない。
今回の提案の“元凶”は猛暑で男子18人、女子28人の途中棄権者を出し今月6日に閉幕したドーハ世界陸上にあるのだろう。
気温30度前後のレースで東京と同様の暑熱下と見る向きもあったが、湿度は70%超で「東京よりドーハの方が厳しい。比較にならない」と指摘した関係者もいる。ただ、日なたの内堀通りを往復する競歩のコースは都内で再考すべきだと思う。
私自身、五輪男子マラソンの1年前にあたる8月9日にはコースの半分を走り、その過酷さを肌で感じた。
だからこそ、それを乗り越えるための努力は計り知れないものであると知っている。選手やスタッフが一丸となって取り組んだ綿密な準備を愚弄する、場当たり的な判断だと感じる。(マラソン担当・太田 涼)
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191016-00000314-sph-spo
ネットの反応
極端な話、マラソンは「冬のオリンピック種目」にする?
マラソンと東京招致がテーマの大河ドラマがコケたのが悪い
アスリートファーストなら札幌開催だろう。もっと涼しいところもあるだろうけど、コースの高低差とか考えれば札幌が北限なんだろう。
例えばミストの噴霧やスポットクーラーを部分的にもコースに設置するのも莫大なおカネがかかるし、そもそも時間がもう足りない。
朝から某番組で司会者が、
「札幌開催いいんじゃない?暑さ対策で沿道に風鈴を吊るすとか言ってるの、正気かと思う」
その通りだ。他にも沿道に朝顔を飾る、とかふざけた話しより遥かにアスリートファーストだと思う。
JOCや都知事は既にコース調査や整備で費やした予算がムダになる、売ったチケットの問題で開催地の移動は阻止したいだろうが。
コンパクト五輪はどこ?
金儲けの下心マンマンな都民から反対の声が上がるでしょうね。
選手がかわいそう。少しでも涼しいレースにしたほうが良い。
元凶は東京開催にしたことか、夏開催を受け入れた事でしょう。
遮熱舗装したって言うけど照り返しがきつくなって余計に温度が上昇するんじゃなかったっけ?
“コンパクト五輪”と言って招致しておいて後から”ここ使えない””あそこもダメ”とあっちこっちに分散して、今度は北海道ですか。これ”招致詐欺”ではないでしょうか?この時期の東京の気温なんてずっと以前からわかっていたことではないですか。
そもそも北半球の暑い時期に五輪があるのは、アメリカの放送時期、時間の都合とか。アメリカはどこまで世界をかきまわしたら気がすむんでしょうか?いい加減にアメリカファーストから卒業しましょう。
元凶はドーハの世界陸上ではなく
アメリカメディアの金に目がくらんだIOC自身でしょ
なぜどのメディアもアメリカのせいで夏場開催になってることには触れないのですか?
北京の時、陸上選手で公害のためという理由で出場拒否した有力選手が何人かいた。東京ではいまだに出場拒否選手は出ていない。IOCはドーハを試験的に利用した、選手は試験台ではない。決まってしまったことは仕方がないが、そもそも日本で8月に五輪をやること自体正しくはない。
太田氏の最後の段落の部分はまさに日本の大好きな精神論。
それでは、札幌の新コースでMGCをやり直しましょうか。一番解りやすい。
単純に大都市の中で日本最北だから、札幌と言っているだけだろう。
それなら、東京近くの避暑地でやったらよい。
軽井沢とか河口湖あたりはどうだろうか。標高も800mくらいだから、そこまで高くなく、気温も都内よりは低い。
2022年の北京冬季五輪もメイン会場の一つが北京から200キロ弱の張家口だが北京五輪と名乗っているから、それくらい離れた距離でやっても東京五輪と名乗っても問題ないと思うが。
今からでも遅くないオリンピックを返上しよう。
今から場所を変えるのって確かにすごく大変だってのは分かるけれど、そんなのは運営側の話。選手側の立場で考えれば選手生命どころかホントの生命すら危うくなるような夏の東京なんて過酷すぎるよ。
時期をずらすか、場所を変えるかするべきだと思うし、その中で北海道マラソンを何度もやってるっていう実績がある札幌を提案するIOCはまだ現実的だと思うよ。ここでもし日本側が交渉するとするなら、どうしても東京でやりたいのでマラソン・競歩だけでも時期をずらせませんか?的な提案だと思うよ?
10月にすればいいだけだろ
選手はもちろんだが海外からやって来る観客にも配慮するべきだろ。
アメリカの視聴率などほっとけばいい、見たい人が見ればいいだけ、選手の健康より視聴率のほうが大切なのか、IOCの言ってることが頓珍漢。
本部の面子や運営サイドの努力は関係ない。ポイントは選手が力を十分に発揮出来る環境があるかどうか。その点からすると答えは明らか。
もはや、東京五輪ではないな…
選手ファーストの良い提案。
反対するのは利権のある関係者だけだろう。
そもそも東京でオリンピックを開催する事自体に都民すら、それほど前向きではなかったでしょ。なんで誘致に成ったのかね。マリオが受けたからか?この誘致自体にずっと怪しさを感じているよ。
8月の東京は外を歩くだけでもしんどいのに、長時間観戦することは厳しいと思うし、主役の選手も暑さ対策をするだろうが、悪環境の影響により選手が最高のパフォーマンスを発揮できる場を開催国として提供できなかったら、スポーツとしてフェアとは言えないと思う。
また、東京中の下水が集中する遊泳禁止区域をアスリートに泳がせるというサディスティックな奇抜な発想もどうかなと思う。
開催国として選手の人命・人権・平等を優先し倫理的配慮のできる国ならば、アメリカやスポンサーの都合に合せることを拒み、開催時期をずらしたり、会場を変える等の提案ができるのかなと思う。
ホストとして、主役である選手とオリンピックを見ている人たちを魅了できる配慮ができて、本当の「おもてなし」だと思う。
準備はしておいたほうがいいが、
すぐにハイということもない。
W杯サッカーはカタール開催は無理。
日本でやりましょう。
瀬古も真っ青だな。
札幌なら男女とも日本勢は惨敗だ。
日本陸連幹部も「全く知らなかった」と驚きを隠せない。
↑1年前にしてIOCの不穏な動きも察知できない関係性?
これこそ一番問題では??
普通の人にはとてもできないような偉業をやってのけるからこそアスリートは称賛されるのではないだろうか?例えばパリ・ダカールラリーは過酷なコースを走破するからこそレースの意味があるのでは?
モナコグランプリは狭い市街地コースを猛スピードで走るから凄いのではないか?ツールドフランスはアルプスを走るから尊敬されるのではないか?安直なコース変更はアスリートへのリスペクトを欠くものだ。
マラソンだけは東京で、10月10日開催で良いじゃないか。
これだけ「選手ファースト」って言われてんだから環境良いとこで走らせてあげるべき。少しでも涼しい札幌でやってあげなよ。
日本人選手はそもそもメダル候補じゃないんだからMGCが水の泡とか関係ない。
今更だけど単に東京の真夏にオリンピック開催って事に無理があったんじゃん、春開催が良かったのにね。
その努力とやらは札幌開催よりアスリートファーストなのかね