任期満了に伴う那覇市長選(21日投開票)を前に、市内では架空の猫都市「ニャハ市」の初代市長を決める選挙戦が大詰めを迎えている。
市長の座を争うのは、保護猫の経験がある猫7匹。6日の最終投票日まで各候補は最後の訴えに力を入れる。
立候補した猫は届け出順に「にゃんにゃん丸」「フジ」「おもち」「ぶん太郎」「梅にゃん」「クロチャン」「グルー(仮名)」。
9月16日の告示以降、各候補は選挙ポスターで「社内を癒やし人間関係を円満に!」「店番ならお任せください!」とアピール。また、名刺を作成したり、インターネット交流サイト(SNS)で猫の声を発信したりして「清き一票」を呼び掛けてきた。
猫好きの有志でつくる「島猫力向上委員会」が企画したイベントで、「ニャハ市」は実在しない街。どのような猫が暮らしているかや、どういう雰囲気の街かといった設定も特に設けていない。
主催者の一人、畑井モト子さん(38)は「保護猫がいる現状を知るきっかけになってもらいたい」とイベントの狙いを語る。畑井さんによると、猫7匹のうち6匹は飼い主や住み家を見つけたが、グルーは今も里親を探しているという。
投票所は市内9カ所に設けられ、誰でも投票できる。主催者が「那覇市長選の前哨戦(非公認)」と位置付ける選挙戦は7日午前10時から開票され、同日正午には大勢が判明する予定。得票数の最も多い猫が初代ニャハ市長に就任する。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181006-00000002-jij-soci
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