山口県周防大島町で3日ぶりに発見された、2歳の藤本理稀(よしき)ちゃん。
理稀ちゃんは12日の午前10時半ごろ、祖父と海へ向かう途中に「家に帰る」と1人で引き返し、その後行方が分からなくなっていた。
連日30度を超える暑さの中、失踪から実に68時間。
見つかったのは、祖父が最後に姿を確認した場所からおよそ500メートルの森の中だった。発見したのは、大分県からやってきた捜索ボランティアの尾畠春夫さん(78)。
実は、尾畠さんは以前にも行方不明になっていた子供を捜索した経験を持つベテランだったのだ。経験を活かし被災地を駆け回る、ねじり鉢巻きの“スーパーボランティア“。その原動力とは何なのだろうか。
「必ずお母さんに渡す」強い意志
――理稀ちゃんはかなり山奥に入ったところで発見された。かなり険しい場所でしたが…山登りする人には問題ないかと思うけれど、こういうアップダウンの坂道のところは初めての方は
がれきとか石が転がってるから歩きにくかったと思います。――2歳の理稀ちゃんが1人で登って行ったのはびっくり?
びっくりしました。
現場へ来て、ここで2歳の子どもが道に迷ったんだな、と思ったときはちょっとびっくりしましたね。――理稀ちゃんはしっかりしている様子だった?
会ったときはね。「おじちゃん、ここだよ」って声が聞こえたときは、もう一瞬、我を疑ったんです。
まさか、まだここ(捜索開始地点)から出て30分しか経ってないでしょ。
それでもって会えたときは、まさかと思いました。
12、13、14でしょ。今日、15日。そらもうびっくりした。――理稀ちゃんを発見したときには「警察官や大臣であっても渡さず、お母さんに渡すんだ」という強い決意があったと聞きましたが、その決意にはどういう思いが?
私は子どもを産んだ覚えはないけど、女の人じゃないけど。
だけど、十月十日おなかに入れて命がけで産んでおっぱい飲ませた子どもを、
3日、4日って行方不明になっていたら、お母さんは正常ではないと思うんです。だから私はお母さんに「必ず見つけたら、必ず手渡しで渡す」って約束したからね。
だから警察官が、法律みたいなのがあって「決まりだから渡してください」って言ったけど、だめですと言った。約束は守らないけんと思ったから、それを守らせてもらったんです。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180815-00010010-fnnprimev-soci
みんなのコメント
》警察官が、法律みたいなのがあって「決まりだから渡してください」
これって手柄の横取りでしょう完全に、どんな法律だよまったく。
この警官だれだ