6日夜、土浦市の桜川畔で開かれた日本三大花火大会の一つ「第87回土浦全国花火競技大会」で花火の一部が落下し、複数の見物客がやけどを負ったが、いずれも軽傷。大会は強風のため途中で中止になった。市消防本部などによると「(不発の花火による)火花で約10人が顔などにやけどを負ったが、応急手当てを受けるだけの軽傷だった」という。
会場では同日午後6時40分ごろ「安全確認のため大会を中断します」とアナウンスが流れ、約1時間後に中止になった。
埼玉県から来た男性会社員(24)は「(自分のいた所からは)強風をそれほど感じなかった。1時間ぐらいで再開できると思っていたら、中止と知って驚いた」と話していた。
大会は大正14(1925)年、霞ケ浦海軍航空隊の殉職者の慰霊と、関東大震災で不況にあえぐ商店街の復興などを目的に、
同市の住職が私財を投じて開催したのが始まり。現在では全国の花火師たちが技術と創造性を競う国内最大級の大会となっている。
今年は20都道県56業者が出場し、約2万2千500発の花火が打ち上がるはずだった。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181006-00000557-san-l08
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