73年前の沖縄戦では、米軍に追い詰められた住民らが集団自決に追い込まれた。58人が犠牲になった集団自決を生き延びた沖縄県糸満市の大屋初子さん(82)は、「生きてきて良かった。でも亡くなった方には本当にすまない」と振り返る。
米軍は1945年4月1日に沖縄本島へ上陸した。当時9歳だった大屋さんは家族らと隠れていた壕(ごう)を日本兵に追い出され、現在の糸満市米須にあった「カミントー壕」にたどり着いた。妹は避難中に亡くなった。
「デテコイ、デテコイ」。米兵の呼び掛けにも、日本兵は投降を認めなかった。その後、米兵が爆弾を投げ入れ、パニックになった壕内で集団自決が始まった。
家族は手りゅう弾4個を所持。祖母は「早くやってちょうだい」とせかしたが、大屋さんは「絶対に死にたくない」と父親に泣いてせがんだ。父は「初子の言うことを聞いて、明かりを見てから死のうね」と言い、家族で壕を脱出。米軍に収容された。
県史によると、カミントー壕内の集団自決では58人が亡くなったとされる。大屋さんは「米兵が呼び掛けた時に出たら、死ぬ人はいなかった」と話す。
沖縄で戦後、最初に建立された慰霊塔「魂魄の塔」。大屋さんはカミントー壕に近いこの場所で、「亡くなった方の気持ちも癒やせるかな」と思いながら、中学生の頃から献花を販売してきた。
近年、塔を毎年訪れていた人は姿を見せなくなり、一緒に花を売ってきた女性も亡くなった。自身も売り場には立たなくなった。それでも、「花があるから心が癒やされる」との声を支えに、毎日2度訪れて花を入れ替えている。
10人以上のひ孫に囲まれる今、生きて良かったと感じるが、亡くなった人々に「すまないね」という思いが消えることはない。来訪者が減る魂魄の塔を、次世代に継いでいってほしいと願う。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180623-00000058-jij-soci
みんなのコメント
侵攻したアメリカ軍が若い女性を陵辱との噂が飛び交ったので崖から身投げした若い女性も多いと聞く。
実際にはアメリカ軍でそういう人は一人もいなかったのだ。
多くの乳児、幼児も亡くなった。
大人の諍いで一番先に被害を受けるのは婦女子だ。
中東の諍いも難民の移動でも、多くの子供が亡くなっている。
ベルリンの中央駅で難民受け入れの情景を目にしたが難民の子供の多くが泣いていた。
彼らは自らの未来を案じて泣いていたのだ。
子供たちに、抱え切れないほどの不安、恐怖を与えても平気な顔をする大人たちには怒りを覚える。
こういう大人たちにどう対応すれば良いか、世界の良識ある大人たちは真剣に考えていかねばならない。
このような「歴史」であり「体験」であり「思い」でさえも
嘲笑う人がいっぱいいます…
「それは 嘲笑ってはいけないのでは?」
と返すだけで そのコミュニティから事実上追放される場合も非常に多いのが
「どんなに認めたくなくても 認めざるを得ない この社会の現実」
です…
両親から時折、話しを聞いただけですが、今は以前より、深く心が痛みます。
宝田さんのバトン、確かに受け取りました。有難う。
黒人を奴、隷にしたり黒人で放射線の人、体、実、験をしたり
原子爆弾を日本の住宅街に投下
真珠湾は軍港だったのに、アメリカが狙ったのは住宅街
ある統計によれば敗、戦、後、米軍が日本に進駐した最初の10日間で神奈川県下で1336件のレイプ事件が発生
同県では1か月間に最低3500人が被害を受けたと言われてる
民家に侵入してレイプする事件が多発し
開業の前日に慰安所にマシンガンで武装した100人以上の米兵が乗り込み慰、安、婦14名を輪、姦したり
小学生が集団レイプされたり
幼児がレイプされコロされたり
病院に200人を超える米兵が侵入
妊婦や看護婦がレイプされたりと平時では考えられないことが多発
集団でいるとかえって危険なので休校した女子高校も多くあった
//ameblo.jp/a-issyi/entry-11568285138.html
日本兵達は村の食料を略奪し、民間人を置き去りにしたまま自分達は逃げていた。
集団自決も日本軍の責任が大きい。まったく酷いものだ。
今も沖縄に基地を負わせ、勝手に新たな基地を造ろうとしている。
どこが美しい国なんだか。
あの世でちゃんと奉仕しているだろうか?
ただ、本当に戦争を始めた政治家や軍人の罪は重いな。自分らだけで戦って死ねばいいのに。
これが旧日本軍の本質だ。
今では世界3位の経済力とか言われてるが、沖縄どころか東京にも基地がある
テレビ見てると外人ばっかで、日本人を罵倒している
立教とかキリスト教の学校は仏教くそと罵倒している
それが現実
・人間って…忘れた頃に愚行を繰り返す。
…諸行無常。
選択は結局ギャンブルであったのは間違いない。
こういうのを後世に伝える活動でもしろよ
これが東京だったら、あったのかね?
沖縄戦の死者の多くに、自決者が含まれているのもまた特異。日本軍に米軍に降伏したら八つ裂きにされるとか、凌辱されるとか吹聴されていたんだろうけど、マインドコントロールは恐ろしいと思う。非国民と呼ばれようが、どうせ手榴弾で自決するくらいなら、彼女のように思い切って壕を出るべきだったな。
むしろ、投降して虐殺されたのは、同時期の独ソ戦だろう。太平洋戦線では少なくとも捕虜を米軍は虐待するようなことは少なかった。
間接的であれ沖縄県民は日本軍が殺したような部分もある。
沖縄戦で印象的な写真は、投稿した少女が、米軍の水筒にしがみ付いてガブリ飲むシーン。よほど沖縄の壕は灼熱地獄だったのだ。
とにかく大本営は沖縄を犠牲にして本土を守ろうという
意識しかなかった
そしてその意識は今も変わらない
このおばあさんにはいかに沖縄が本土の犠牲になったのかを
伝える義務があるんだよ
戦下に於いてどれだけの悲しみが押し潰されたかや、日常を織り上げていたかを知る方が
無駄な争いに向かおうとする歯止めになると思う。
そういう人が多いから好戦的な人をちゃんと色眼鏡で見ることができるんじゃないかな。
あれこれ言う人も多いし自分自身あれこれ考えるけど日本は戦争しない、って信じたい。
そういう気持ちを言外であれ伝えていける人でありたい。
バカすぎて理解できないかもしれないけど。
ドイツが5月に降伏した時に一緒に降伏していれば原爆投下も無かったろうし、北方領土も盗られなくてすんだかもしれない。
たしかに、戦犯として裁かれて死刑になるのは誰だって嫌だから、決断を先延ばしにしたくなる気持ちは分かる。
それにしても、イソップの鳥獣合戦のコウモリさながらに、したたかに立ち回って第二次大戦に参戦しなかったスペインのフランコ総統は賢明だった。
昨今の日本では国を守るためには戦争できるように憲法を変えるべきという議論があるが、軍事大国への道を突き進んでいながら結局は自滅の道を歩んだという過去の失敗に学ばなければならない。
当時のスペインは軍事力では日本よりも遥かに劣るが立派に国を守った。
国を守るために最も重要なのは、ある種の賢明さ、聡明さなのだが、考えてみれば、それこそが今の日本に一番欠けているものなのかもしれない。
戦わなけれならないのが戦争。
捕虜を認めない部隊もあったらしいからな・・
今でも崖から飛び降りる女性などの映像が残ってますよね…。思想ひとつで人間は色々に変わってしまう。やはり戦争は悲劇しか生まない。
沖縄に行ったら立ち寄らせていただきたいと思います。
日本だけでなく世界的に戦争起こしたり起こされたりしてたんだし。
捕虜になったら鬼畜米兵に拷問陵辱を受けるって信じてた人も多いみたいだし、実際そういう事もあっただろうから、現代人がタラレバいっても仕方無い。
今後戦争せず平和的に、かつ自国を他国から守る方法を考える為の参考にするなら意味あると思うけど。
日本軍はアメリカ兵に捕まると拷問されて、すごいひどい目に遭うと信じていて、激しい被害妄想の為に、投降せずに自爆自決していて、秋縄の一般人にも一緒に自爆自決する様、強要していた。
この場合、狂人である日本兵に、手榴弾を投げつけて、一目散に米兵の元へ逃げるというのが正解だったのでは。