祈る兄願い届かず…16歳妹の遺体と対面
北海道で甚大な被害をもたらした大地震…。最大震度7を記録した北海道・厚真町で、6日夜遅く、高校1年の滝本舞樺さん(16)が見つかり、兄・天舞さん(17)は遺体と対面した。
滝本天舞さん:
きれいな顔でしたね、本当。(何か言葉をかけましたか?)本当に頑張ったね。頑張ったし耐えてくれたと、今からもう1回顔を見て来ようと思います。大地震の発生から2日目。
これまでに14人が死亡し、5人が心肺停止、今なお22人の安否がわかっていない。コンビニやガソリンスタンドに長蛇の列
ライフラインの壊滅により、札幌駅北口近くのコンビニエンスストアの前では、朝8時の開店前の6時30分頃、30人以上が列を作っていた。先頭に並んでいた男性:は、「食糧が全然ないからね。ここで待つしかないから、待っている」「(関西から?)京都なんです。コンビニ、どこ行っても全部品切れになっていたのがびっくり」と話した。
行列ができていたのは、コンビニだけでではない。
液状化被害の激しかった清田区里塚のガソリンスタンドでは、開店30分前にすでに行列ができていた。
北海道全域の約295万戸に及んだ前代未聞の「大停電」。
経済産業省によると、火力発電所などを再稼働させることなどにより、7日中に約240万戸の停電が解消されると発表。
しかし、残る55万戸では停電が続き、電力の全面復旧には少なくとも1週間かかる見通しだ。
ライフラインをめぐる不安が膨らむ中、「ある取り組み」が人々の助けとなった。
車のバッテリー使用して営業…コンビニ“神対応”に賞賛の声
北海道発祥のコンビニエンスストア「セイコーマート」。今、SNSなどで賞賛の声が相次いでいる。「車のバッテリー使って営業するセイコーマート優秀すぎる」(ツイッターより)
セイコーマートは停電などにより、スーパーなど多くの店が休業を強いられる中、車のバッテリーから電源を取り営業を続けた。
セイコーマートでは、電気のいらないガス調理器具の使用により、一部店舗では、あたたかいお弁当を提供できたという。来店客からは、「(対応は?)すごくいいです」「やっていないコンビニとかもあったんで、すごい助かりますね。こういうことあった時」などの声が聞かれた。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180907-00010012-fnnprimev-soci
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