自動車専用道路を時速約280キロで走行したとして、大阪府警城東署は道交法違反(速度超過)の疑いで、大阪市城東区に住む無職の男(35)を書類送検した。
男が運転していたのは日産自動車の「GT-R」だった。専門家は「人為的にリミッター(速度抑制装置)を外した可能性がある」と指摘する。
書類送検容疑は1月12日午前4時10分ごろ、同府東大阪市の自動車専用道路「第2阪奈道路」上り線で、法定速度の時速60キロを約220キロ上回る時速約280キロで走行した疑い。男は「(GT-Rの)性能を試そうと思った」と供述している。
「GT-R」の価格は約1000万円から最上級グレードで約1900万円する。テニスの全米オープンを制した大坂なおみ(20)も「GT-R好き」を公言しており、日産がプレゼントを約束したことも話題となった。
自動車ジャーナリストの佐藤篤司氏は「リミッターがなければ時速300キロ超にも達する車で、来日したクルマ好きの外国人も最初に乗せてくれというほどで『スーパーエクスプレス(超特急)』とも呼ばれる。数億円する外国のスポーツカーを追い越す動画も人気だ」と解説する。
男は「ユーチューブ」に高速走行の様子を公開しており、走り出してから20秒ほどで280キロに達していた。
前出の佐藤氏は、「一般的には軽自動車は140キロ、普通車は180キロ程度でリミッターが働く。(スポーツカーなどの場合)テストコースやサーキットなどに入ったときのみGPSでリミッターが外れる仕組みだ。専門業者で人為的に外した可能性が高い」と解説する。
事故がなかったからよかったが…。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-00000003-ykf-soci
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