法務省は6日、1989年の坂本堤弁護士一家殺害や94~95年の松本、地下鉄両サリンなどオウム真理教が引き起こした一連の事件で殺人罪などに問われ、
死刑が確定した教祖の麻原彰晃こと松本智津夫死刑囚(63)(東京拘置所)ら教団元幹部の死刑囚7人の刑を、東京、大阪など計4か所の拘置所で執行した。未曽有の組織犯罪によって29人の命が奪われ、6500人以上が負傷した一連の教団事件は大きな節目を迎えた。
松本死刑囚のほかに刑が執行されたのは、土谷正実(53)、遠藤誠一(58)(以上、東京拘置所)、新実智光(54)、井上嘉浩(48)(以上、大阪拘置所)、中川智正(55)(広島拘置所)、早川紀代秀(68)(福岡拘置所)の各死刑囚。
確定判決によると、松本死刑囚は89年11月、幹部らに指示して坂本堤弁護士一家3人を殺害。94年6月には長野県松本市でサリンを散布させて住民7人を、95年3月には東京の地下鉄車内にサリンを散布させて12人を殺害した。
このほか、目黒公証役場事務長だった仮谷清志さん拉致監禁致死事件や、猛毒の化学物質VXによる男性殺害など10事件を起こした。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180706-00050024-yom-soci
みんなのコメント