九州や四国では台風19号の影響ですでに300ミリを超える大雨になっている所があります。台風19号と、これから近づく台風20号の影響で、
西日本の太平洋側や東海では24日(金)にかけて大雨が長引く見込みです。災害につながる記録的な雨量になるおそれがあり、早めに避難を検討することも必要です。
台風20号は23日(木)午後から24日(金)にかけて、強い勢力を保ったまま西日本にかなり接近し、上陸するおそれがあります。台風19号と台風20号、2つの台風の影響を長く受ける地域では災害につながる危険な大雨になる見込みです。
湿った空気が流れ込む西日本の太平洋側と東海は、22日(水)も局地的に激しい雨が予想されていて、台風20号が近づく前から大雨に警戒が必要です。
台風の接近・上陸が予想される23日夜から24日朝にかけて、中国・四国から東海地方中心に台風本体の活発な雨雲がかかり、非常に激しい雨や猛烈な雨が降る見込みです。
その後、24日から25日にかけて北陸や北日本でも雨や風の強まる所があるでしょう。今回は特に西日本と東海で記録的な大雨が予想されています。台風19号の影響ですでに大雨となっている四国や東海では、金曜日にかけて総雨量が1000ミリを超えるおそれがあります。
平成30年7月豪雨の被災地でも激しい雨が降り、大雨が予想されています。早めの備えが必要です。今回は、台風が近づく夜間に大雨となるおそれがあります。非常用品の確認、側溝の掃除や片づけなど、対策は早めに行いましょう。
最新の気象情報を確認し、23日(木)の日中明るい時間に避難を検討することも必要です。(気象予報士・尾崎 朋美)
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180822-00010001-wmapv-soci
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