兵庫県加古川市の権現ダムで11日、大阪市淀川区の小西優香さん(20)の遺体が見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された稲岡和彦容疑者(42)=同市生野区=が7月にレンタカーを借りた際、ともに逮捕された森翔馬容疑者(20)=同市西区=の氏名を緊急連絡先として業者に伝えていたことが20日、関係者への取材で分かった。
今回の事件でも稲岡容疑者の名義で別のレンタカーを借りて遺体を運んだとみられる。兵庫県警は両容疑者の関係性や遺棄の詳しい経緯を調べている。
捜査関係者によると、稲岡容疑者は小西さんが死亡したとみられる10日、自宅に近い大阪市生野区の業者でレンタカーを借りていたことが判明。
森容疑者は運転免許証を所持しておらず、免許のある稲岡容疑者が10日夜にこのレンタカーを運転し、小西さんの遺体をダム湖に運んで遺棄したとみられる。
また、関係者によると、稲岡容疑者は7月にも別の業者でレンタカーを借りた際、緊急連絡先として森容疑者の氏名などを業者側に伝えていた。
県警は両容疑者の携帯電話を押収したが、ともにロック解除を拒んでいるとされる。両容疑者は事件以前から親しい間柄だったとみられ、
県警は端末データの解析や復元などによる電子鑑識技術「デジタルフォレンジック」(DF)と呼ばれる技術を用い、両容疑者の通信記録や事件前後の詳しい足取りを解明する方針。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180820-00000533-san-soci
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