栃木県内のセブン‐イレブン店舗の男性店長がレジでの会計中、女性客に卑猥な言動を繰り返す動画がツイッターに投稿され、「酔ってるのか?」「怖すぎる」などとインターネット上が騒然としている。セブン側は2018年9月21日夕のJ-CASTニュースの取材に、不適切な接客があった事実を認め、「ご迷惑をおかけし、大変申し訳ない」と謝罪。オーナー本人からフランチャイズ解約の申し出があったとして、「本日付で契約を終了しました」と明かした。
■「酔ってんの?こわい」
問題の映像は、あるツイッターユーザーが9月17日に公開したもの。投稿者は、友人から動画の提供を受けたとしていた。
動画は約30秒の長さで、男性店長の不適切な言動を編集してまとめている。冒頭では「ガチ恐怖でガチ悲鳴 酔ってんの?こわい」とのテロップが表示され、撮影者とみられる女性の金切り声が響く。
カメラがレジ内の方向を映し出すと、制服を着た男性がズボンの中に手を差し込んで、チャック部分からその手を出している。女性客からは「キャー」「キモい」「何してんの」と悲鳴が上がる。
さらに男性は、女性客に向けて卑猥だとされるハンドサインを出したり、卑猥な俗語を大声で叫んだりした。
その後、カメラの画面は店外の駐車場へと切り替わり、撮影者は、
「お会計したのになぜか走って外まで追いかけられてまじ恐怖だった……死ぬ気で走ってここまで逃げた。。身の危険感じたよ なんなの…」
とテロップで状況を説明。動画では、店の外で女性客が「お釣りください」「500円で払ったから、100円くらいお釣りがある」と男性店員に要求する一幕も流れた。
テレビでも報道
動画は編集されているため、客と店員の間にどんなやり取りがあったのかは不明なものの、勤務中にもかかわらず、不適切な言動を繰り返す店員の行動はネット上で物議を醸した。ツイッターなどには、「酔ってたんだろうな」
「笑えるけど、笑いごとじゃない気がするな…」
「同じセブンで働く者として恥ずかしい」といった書き込みが相次いでいる状況だ。
そのほかツイッター上には、「××(編集部伏字、栃木県内の地名)のセブンのオーナーじゃん」「この人毎回こんな感じですよ」との書き込みも。どうやら、こうした不適切な接客は、以前から地元では有名だったようだ。
実際、21日放送の「スッキリ」(日テレ系)や朝日新聞(21日、ウェブ版)の報道でも、近所に住む人の話として、この店は以前から地元で「変態セブン」と呼ばれていた、との情報を伝えている。
セブン&アイ・ホールディングスの広報担当者は21日夕、J-CASTニュースの取材に対し、動画のような迷惑行為があった事実は確認しているとして、
「この度は大変なご迷惑をおかけし、大変申し訳ありません」
と謝罪。問題の動画が撮影されたのはフランチャイズ契約の店舗で、男性は店のオーナーだという。
「本日付で契約を終了しました」
その上で、オーナー本人から21日に解約の申し出があったとして、「本日付で契約を終了しました」。店舗の今後については、「明日18時でいったん、休業いたします」
と説明。その上で、
「地域の皆様にご利用いただいている現状を踏まえ、運営形態を新たにした上で、再オープンする方向で検討をしてまいります」
とも話していた。
なお、このオーナーがなぜ客に卑猥な言動を繰り返していたのか、その理由について本部の広報担当者は「把握しております」。ただ、詳しい話を取材で明らかにすることは、
「差し控えさせていただきたい」
とのことだった。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180921-00000009-jct-soci
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