ハロウィンで大騒ぎになった東京・渋谷で、券売機に水を流され壊されたとラーメン店がツイッターに防犯カメラの映像を投稿し、騒ぎになっている。
この騒ぎで、顔が映っていた男が店に名乗り出て、謝罪する事態になった。
■「被害届は棄却するので、謝罪に来て」と呼びかけ
リュックを背負った若い男が店前で、仲間数人と談笑している。そして、この男は、右手に持ったペットボトルをいきなり券売機の紙幣入口に近づけ、水を流し込んだのだ。
この26秒の動画は、渋谷のあるラーメン店の公式ツイッターで2018年10月28日夜にアップされた。
動画を見ると、男は、酔っぱらった様子で、千鳥足だった。水を流し込むときに、仲間の男も後ろにくっついて、この行為を笑って見ていた。
店のフェイスブックには、3分弱の動画も投稿され、水を流し込んだ男は、店の外に座り込んだ後、しばらくして立ち上がり、店に入らずに仲間とともに立ち去る様子が映っていた。
ツイートによると、被害に遭ったのは、28日午前4時30分ごろで、店はまだ営業していた。店では、「器物破損&営業妨害」だと指摘し、次のように怒りを露わにした。
「券売機はお札を入れる所であり お水を入れる所ではありません怒 仲間が写っているなら 謝罪に来るように伝え下さい 被害届は棄却するので! 逮捕される前に」
この動画は、ネット上で波紋を広げ、10月29日夕現在で、100万回以上も再生されている。
全損なら約180万円するが、賠償せざるをえないことに
書店の万引きで過去にあったように、男や仲間の顔を晒す行為について、「たとえ真犯人であっても公開は差し控えるべき」との声はあった。
しかし、男らを非難する書き込みの方が圧倒的に多く、「酔っ払ってるとしても、言い訳にはなりません」「大人のハロウィンは勘違い野郎が多くてなさけない」といった声が相次いだ。
店が謝罪に来れば被害届を棄却するとしたことについては、「被害届取り下げ必要なし」「きっちり『法の裁き』を受けさせてください」「許したらまた繰り返すだけですよ!」といった意見が次々に寄せられている。
ラーメン店の経営者は10月29日、今回の経緯についてJ-CASTニュースの取材に説明した。
それによると、被害届を28日夜に渋谷署に出したが、29日朝になって、水を流し込んだ男が店に1人で謝罪に訪れた。ツイッター上で騒ぎになって、男の会社の上司も知ることになり、上司に言われて来たという。
友人とともに8人でクラブのハロウィンパーティーに参加した後だったそうだ。本人は、「お酒を飲んで酔い過ぎたので、店の前に来たことも覚えていない」と話した。
券売機については、全損の場合は取り替えに180万円ほどするというが、男は、それでも賠償すると話したという。
渋谷署に出した被害届は、その後に取り下げている。店の公式ツイッターでも、経緯を明らかにした。取り下げた理由については、「結局は、お酒が人を変えてしまった。今後は気を付けてほしい」と話した。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181029-00000009-jct-soci
真武咲弥渋谷店にて
器物破損&営業妨害
28日朝4時30分時頃時間確定
この団体の1人が券売機にお水を流し込み券売機が壊れました
券売機はお札を入れる所であり
お水を入れる所ではありません怒??
仲間が写っているなら
謝罪に来るように伝え下さい
被害届は棄却するので!
逮捕される前に pic.twitter.com/4WhKbxlYlz— 炙り味噌らーめん 麺匠 真武咲弥(公式) (@shinbusakiya) 2018年10月28日
ネットの反応
1 :lge*****:
“イタズラ”の度が過ぎてるんですかね。ヤフコメもそうなんだけど、自分が傷まないものには極端に出るね最近の日本人。
あんたのことだよね