定番の味はもちろん、新作が発売されると話題性も抜群で、大人気のハーゲンダッツのアイスクリーム。
実は、ハーゲンダッツは北海道の浜中町と深いかかわりがあるんです。
あの甘~い味を作るために、切っても切れない関係の浜中町を取材しました。
浜中町なくしてハーゲンダッツ成り立たず!?
1984年に日本での販売が始まって以来、今でも不動の人気を誇るハーゲンダッツが、実は北海道と深い関わりがあることを知っていますか?ハーゲンダッツジャパン 玉木牧人さん:「いわゆる根釧(こんせん)地区。釧路と根室のエリア。とりわけ浜中町。浜中町がもしなかったら、ハーゲンダッツは成り立たなかった」
というわけで、さっそく取材班は、札幌市から約380キロ、北海道東部にある浜中町へ…。
遠藤まさしリポーター:「この町がハーゲンダッツとご縁があるという事なんですが、駅前には手がかりが見当たりません。さっそく調べてみたいと思います」
人口約6000人の浜中町は、「ルパン三世」の作者、モンキー・パンチさんの出身地として有名。
町に広がる霧多布(きりたっぷ)湿原は、広さ3000ヘクタール以上。名前の通り、非常に霧の出やすい湿原として知られています。
ハーゲンダッツに使われる生乳の約80%が浜中町産
そんな浜中町の幹線道路に、牧草ロールで作られたこんな置物が…。「ハーゲンダッツの故郷」!?どうやらハーゲンダッツとは、町の農協が関係しているようです。
詳細を確かめるべく、農協が持つ施設にお邪魔することに。こちらの酪農技術センターは、町内の牧場から毎朝運ばれてくる牛乳の成分調査を行うための場所です。ということは、もうお分かりですね?
JA浜中町 金子利弘さん:「浜中町で生産された牛乳が、ハーゲンダッツの原料として使われている。(バニラ?) バニラもそうですけど、生クリームですね。牛乳から生クリームが作られてますが、その生クリームを使って、ハーゲンダッツが作られている」
ハーゲンダッツのパッケージについているラベルを見ても、ミルクの原産地に関する記述はどこにもありません。
ですが、国内のハーゲンダッツに使われている生乳の約80%が、浜中町内で飼育される2万4000頭余りの乳牛から、まかなわれているというんです。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180826-00010000-hokkaibunv-hok
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