12日午前9時50分ごろ、大阪市住之江区北加賀屋の駐車場で、ブロック塀を削り取る作業をしていた建設作業員、谷口勇人(はやと)さん(57)=同区西加賀屋=が血を流して倒れていると、同僚の男性から119番があった。
谷口さんは搬送先の病院で死亡が確認された。作業中にブロック塀が崩れて頭に当たったとみられ、大阪府警住之江署で詳しい経緯を調べる。
同署などによると、6月の大阪北部地震でブロック塀の倒壊により小学4年生の女児(9)が死亡した事故を受け、現場ではブロック塀の上部を切断する作業が行われていた。
ブロックは一つが縦20センチ、横40センチ、厚さ15センチで、13段積み重ねられていた。当時は脚立などを使い、上の3段分を削り取る作業をしていたという。谷口さんはヘルメットをしていなかったとみられる。
ブロック塀は高さ約2・6メートルで、建築基準法施行令の高さ制限(2・2メートル以下)を上回っていた疑いがあったという。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180812-00000523-san-soci
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