ローストビーフの実態は、細かい肉を固めた成形肉だった
昨年夏の期間限定メニューの主役・ローストビーフをめぐりマクドナルドが消費者庁から24日、行政処分を受けた。
その処分の理由を消費者庁の大元慎二表示対策課長は以下のように説明した。
1・メニューや広告には塊肉を切った写真が使われていたが、実際には細かい肉を固めた「成型肉」が使われていた
2・成型肉を使用する場合、それが明瞭表示されていなければ、それがブロック肉だという風に誤認する
マクドナルドは、当該商品のメニューや広告ポスターで、ブロック肉で作った通常のローストビーフをハンバーガーに使用しているかように表示。しかし実際には、切断された肉を加熱して固めた「成型肉」を多く使っていたのだ。
これが景品表示法違反の「優良誤認」に当たるとして、消費者庁が再発防止を求める“措置命令”を出したのだ。
日本マクドナルドへの行政処分は初
マクドナルドではこのローストビーフを使ったバーガーを、およそ1か月の販売期間中、全国でおよそ490万食提供。その半数以上で「成型肉」が使われていたという。
成型肉が使われた理由について、消費者庁の大元課長は以下のように説明した。
・ローストビーフの量を当初に企画していた量よりも増やすということで、調達先に求めようとしたところ、必要な量を提供しようとすれば、成型肉の形なら大丈夫ですよというお話があったと
日本マクドナルドが行政処分を受けるのは今回が初めて。
今回の処分を受け「消費者庁の指摘を真摯に受け止め、今後、お客様に正しく、わかりやすい広告表現を行うことに努めて参ります」とコメントしている。プライムニュース イブニング
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180724-00010010-fnnprimev-soci
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