鹿児島県の三反園訓知事がブラジル訪問中に旅行会社の女性添乗員を怒鳴ったとされる問題で31日、鹿児島市の県庁で報道各社の取材に答えた。
「大きな声を上げてしまい、思慮が足りなかった」と釈明した。主なやり取りは次の通り。
―なぜ女性に声を上げたのか。
「公務の電話が入って席を外し、会場に戻ると、懇談会が終わろうとしていた。驚いて『何で(会合を)閉めるの』と大きな声で言った。ホテルに帰った後、『意思の疎通がなかったよね』と添乗員に言い、おわびした。添乗員も謝ったので互いにその場で握手した」
―女性の名字を呼び捨てにした理由は。
「ベテランの添乗員で信頼関係があった」
―知事は酒に酔っていたのか。周りの人が驚くほどの叱責だったという話もある。
「(知事に就任して)酔っぱらった姿を人に見せたことはない。叱責という認識もない」
―声を荒げた行為をどう受け止める。
「今から思うと思慮が足りなかった」
―これまでも県職員にパワハラのような言動があったとも言われている。
「いや、どうだろうか。それはつながっていない」
三反園知事は7月、ブラジル鹿児島県人会の記念式典出席のためサンパウロを訪問。県人会の夕食懇談会で、同県訪問団の世話役を務める旅行会社の女性社員を名指しして怒鳴りつけていたことが30日までに分かった。
出席していた県議らから「一般の人に対して公衆の面前であるまじき行為」と非難する声が出ていた。
奄美の南海日日新聞
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180801-00010001-nankainn-l46
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