無賃乗車、座席占領、、、。中国では最近、鉄道の駅や車内での迷惑行為やトラブルの映像がSNSに投稿され批判が起きる。反響の大きさに国営メディアも反応した。
次から次へと改札を”くぐる”人たち
8月、上海の地下鉄の駅で自動改札のバーの下をくぐったり、這って中に入る“無賃乗車”の様子が相次いでSNSに投稿され批判の声が上がった。
駅が監視を強化すると、映像に映った2人が改札をくぐるのを発見。2人は罰金90元(約1500円)を命じられた。ちなみに地下鉄初乗り運賃は3元だ(約50円)。
「国民性ではない」国営メディアが“言い訳”
相次ぎ問題になる座席占領になぜもっと厳しく対応しないのか、という批判の声もあがり、広東省の鉄道局では今年12月から座席占領を禁止する条例の施行を決めた。違反者情報を共有し、罰則を与えるとしているが、本当に防げるのかという指摘もある。
社会的議論が起こる中、国営メディア“環球時報”が論評記事を掲載。
「2016年の高速鉄道の乗客は15億人。座席占領が3~5人相次いだとして非常に少なく、“国民性”や“普遍的素質“とは言えない。
中国は社会のハード面が早く発展したが、人間の心理や習慣などソフト面は同時に発展しておらず悪い現象が起きて来た」と、国民性ではないことを強調した。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181019-00010002-fnnprimev-int
みんなのコメント