安倍晋三首相は、今日2日に行う内閣改造で、片山さつき参院議員(59)を初入閣させる意向を固めた。片山氏は、先月の自民党総裁選で首相を支持。「論功行賞」による初入閣候補の1人に浮上していた。
一方、党役員人事では、稲田朋美元防衛相の、筆頭副幹事長への起用が固まった。現在は小泉進次郎衆院議員が務めている。また、松島みどり元法相が広報本部長に就く。稲田氏は首相の「秘蔵っ子」だが、
昨年、南スーダン国連平和維持活動(PKO)日報隠蔽(いんぺい)問題を受け、防衛相辞任に追い込まれた。松島氏も、選挙区でのうちわ配布問題で14年に法相を辞任。委員会中の居眠り問題でも批判された。女性2人の党要職への“復活”は波紋を広げそうだ。
党役員人事では首相に近い顔ぶれの起用が相次ぎ、来夏の参院選を指揮する党選対委員長には、経済再生担当相だった16年1月に金銭問題で辞任した甘利明氏の起用が内定。
総務会長に首相最側近の加藤勝信厚労相、党憲法改正推進本部長も、側近の下村博文元文部科学相が固まった。党役員に側近をそろえ、ほころびが見え始めた政権運営の安定を目指す。二階俊博幹事長と岸田文雄政調会長は、再任する。
閣僚名簿発表は2日午後に行われ、皇居での認証式を経て、首相が内閣改造の目的を会見で説明する。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181002-00348944-nksports-soci
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