渋谷の大騒動を受け渋谷区長が“怒り”
ハロウィーン本番を控えた先週末、渋谷のセンター街で軽トラックが若者らに囲まれ横転させられるなど、一部が暴徒化。さらに暴行事件3件や、痴漢、盗撮などで5人が逮捕される事態となった。
この事態を受けて、渋谷区の長谷部健区長が「大変憤りを感じております。渋谷区としましても、警察との連携を改めて強く進めてまいります」「渋谷を愛する人たちの気持ちを踏みにじる行為は到底許せるものではない」と、改めて明日の本番に向けて、自重を求める怒りのメッセージを発信した。
近隣店舗では大騒動に向けた対策を実施
31日の本番を前に渋谷では、仮装している人の入店を断ったり、閉店後に通路のドアを閉めたうえで網をかけて侵入を防ぐという新たな対策をとる店も出現。しかし、別のレストランは毎年、ニュースをみた客が「危険を感じる」との理由で、来店予定をキャンセルするなど、ハロウィーン本番は売り上げが激減するという。
渋谷のハロウィーンは主催者がいない
渋谷区によると、騒動を受けて、ハロウィーンを正式なイベントにして管理運営すべきだという声や、そもそも禁止にするべき、などといった声が寄せられているという。しかし、もともと渋谷のハロウィーンは、主催者は存在せず、自然発生的に集まってきているため中止にすることは難しく、イベント化したとしても、参加者の深夜の行動まで制限することは困難とのこと。
警視庁は、31日の本番に向けて、警備態勢の強化を検討。
機動隊や地元の警察、およそ数百人規模で警備が行われる見込みで、状況に応じて対応にあたるとしている。(「プライムニュース イブニング」10月30日放送分より)
プライムニュース イブニング
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181030-00010010-fnnprimev-soci
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