米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設が争点の同県知事選は、投開票(30日)に向け最後の日曜日を迎えた。
自民、公明両党などが推す佐喜真淳前宜野湾市長と、移設反対を掲げる玉城デニー前衆院議員は23日、それぞれ有権者への訴えを強めた。
佐喜真氏の陣営では、先週末に続き自民党の小泉進次郎筆頭副幹事長が応援に入り、大票田の那覇市で演説。
「相手も本気だ。こちらもさらに一段ギアを上げよう」と支持を呼び掛けた。並んで立った佐喜真氏も、日米地位協定の改定や県民所得の向上、プロ野球の球団設立などを次々と公約し、「対立ではなく対話だ」と声をからした。
玉城氏は、那覇市内で若者らのイベントで演説。「沖縄の将来に負担になる辺野古の新基地は絶対に造らせたくない」と力を込めた。
故翁長雄志知事の次男で那覇市議の雄治氏も「若い人たちの未来にはデニーが必要だ」と訴えた。これに先立ち、玉城氏は23日に告示された宜野湾市長選で、辺野古移設に反対する候補の応援に駆け付けた。
知事選には、元那覇市議の渡口初美氏、元会社員の兼島俊氏も立候補している。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180923-00000036-jij-pol
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