日本大のアメリカンフットボール部選手による危険タックル問題で、警視庁が、日大の内田正人前監督(63)から任意で事情聴取したことが捜査関係者への取材でわかった。
同庁は、傷害罪の共謀共同正犯や教唆犯にあたる疑いがあるとみて捜査を進めているが、内田前監督はタックルの指示を否定したという。同庁は、タックルをした男子選手(20)からも事情を聞き、当時の状況を調べる。
捜査関係者によると、内田前監督の事情聴取は今月14、15日、東京都内で行われた。内田前監督は聴取に対し、タックルをした男子選手への直接の指示に加え、井上奨(つとむ)前コーチ(29)を通じての指示についても否定した。
この問題では、男子選手が5月22日の記者会見で、井上前コーチと内田前監督から反則行為を指示されたと証言。負傷した関西学院大の選手側は同月31日、内田前監督らを警視庁調布署に刑事告訴していた。
警視庁はこれまで、問題の試合の映像分析を進めるとともに、日大の出場選手や職員から聞き取りを実施。タックルは指導陣からの指示だった疑いがあるとして、内田前監督の聴取に踏み切った。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180817-00050000-yom-soci
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