午前中で運転取りやめが予定されているJR三ノ宮駅(神戸市中央区)では4日朝、早すぎる“最終電車”を前に、出社するか帰宅するか否か頭を悩ませるサラリーマンの姿が見られた。
近くの会社に勤める同市垂水区の吉井達彦さん(41)は「仕事に行くと今日中に帰宅できるか分からない。このまま出社するか、家に引き返すか、上司と相談している」と疲れた表情。
出張で神戸を訪れた大津市の会社員、橋本千紘さん(22)は「今夜帰ろうと思ったが、運転も取りやめなので、台風が上陸する前に帰ってしっかり備えたい」と話した。
一方、神戸港(神戸市中央区)は大半の船が前日までに別の場所に退避を済ませており、人の姿もまばらな状態。近くの長田港(同市長田区)では、漁師らが防潮堤を閉めたり、船や漁具の倉庫を固定したりする作業に追われていた。
地元の漁師、尻池知之さん(47)は「今回の台風は勢力が強く、何が起きるか分からない。今できる備えは万全にしておきたい」と気を引き締めた。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180904-00000525-san-soci
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