置くだけで周囲を冷やす「バケツエアコン」を、大阪市のベンチャー企業、クールスマイル(大阪市東淀川区)が開発した。7月18日から東京ビッグサイト(東京国際展示場)で開かれる「猛暑対策展」(日本能率協会主催)に出展する。
バケツエアコンは直径約30センチ、高さ約39センチで、手軽に持ち運びできるサイズだ。バケツにロックアイスや冷凍ボトルと水1リットルを入れておくと、室温30度の環境下で約15度の冷気を噴き出すことができる。
エアコンの無い部屋▽アイドリングを止めた車内▽建設現場やイベント会場の詰め所▽災害避難所--などでの利用を想定している。
バケツ内部に張り巡らされた水路に電動ポンプで冷却水が循環する「熱交換素子」が装備されており、そこに電動ファンを当てて冷気を生み出し、バケツの周囲が涼しくなる仕組みだ。バッテリーで約2~3時間稼働する。
「熱交換素子」は面積が約60平方センチと小型だが、広げると畳半畳分にもなる大きさだ。内部には平らで薄い水路が何層にも重なっているので熱交換面積が広がり、コンパクトながら大面積の熱交換が行える工夫が施されている。
水冷による循環なので水漏れはなく、またバケツ形状にしたことで、除湿した水滴の受け皿にもなる。
同社はこれまで、カタールの首都ドーハの建築現場などでテストしながら、複数の熱中症対策製品を開発してきた。
冷却水を循環させる小型ポンプとバッテリーをつけた「専用水冷服(フード付き着衣)」のほか、冷気持続に使う凍らせたペットボトルを入れたバッグを使った水冷スーツの「人間エアコン」や「バイクエアコン」などを生みだし、改良を続けている。【高橋望】
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180701-00000023-mai-bus_all
みんなのコメント
昔はな、氷で冷やす冷蔵庫があったわけよ。それでも十分使えた。氷は氷屋さんから買ったもんだ。
冷たい空気は出るが冷却(冷房?)の総量は氷の量で決まる、出口の空気が冷たく感ずるので良ければまあ良いでしょう。
熱は理論が主体です、
それと、誰か湿度の心配してたけど、実は、この場合、閉ざされた空間で使うと湿度は下がります、何故でしよう?
効果あるの?これ。
相当冷えるなら欲しいけど、季節外に邪魔だよ
凍らせたペットボトルを洗面器に置いて、結露の水をタオルに吸わせた方がいい
5000円くらいなら、期待値以上に冷えれば「良い買い物したな。」と思えるし、気休めと言うか、プラシーボくらいでも、「まー、5000円だしなww」で笑って済ませられる。
さすがに2万や3万するなら、効果がきちんと体感できないなら買えないなぁ。