政治の表舞台から引退した元首相の言動が、批判の的になっている。「宇宙人」こと旧民主党の鳩山由紀夫氏だけでなく、自民党の小泉純一郎、福田康夫両氏までもが、国内外で問題発言を繰り返しているのだ。識者は「国益を損ないかねない。黙っていた方がいい」と突き放している。
鳩山氏は2日、韓国・釜山大学で、政治学の名誉博士号を授与された。聯合ニュースによると、記者団と懇談した際、慰安婦問題について、次のような発言をした。
「この問題で重要なのは、韓国国民が納得できる方法で解決を模索することなのです」
日韓両政府は2015年、慰安婦問題の「最終的かつ不可逆的な解決」で合意した。日本政府は合意に基づき韓国で設立された「和解・癒やし財団」に10億円を拠出した。
ところが、韓国政府が一方的に財団の解散を示唆するなど、合意を反故(ほご)にするような動きを見せている。
鳩山氏は解決済みの合意を蒸し返し、日本の対応を問題視している。あきれ果てるしかない。
福田氏は5日、群馬県で、日中国交正常化45周年を記念して講演した。この中で、南京事件について、「数についての議論をする問題ではない。(事件が)あったことは事実」「中国の全土にどれだけ被害を与えたか、日本人は考えなくてはいけない」と述べた。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181011-00000012-ykf-soci
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