1日午後0時半ごろ、奈良市の近鉄奈良駅前にある東向(ひがしむき)商店街を軽乗用車が暴走した。同商店街は車両の通行が終日禁止されており、当時は買い物客や観光客でにぎわうなどしていたが、けが人はいなかった。
直前には別の商店街なども暴走。奈良県警は道交法違反(安全運転義務違反など)容疑で逃げた車の行方を追っている。
奈良県警奈良署によると、東向商店街を暴走する4分前、約1キロ西に離れた国道369号(片側3車線)交差点で、バイクでパトロール中の同署員が、男2人が乗った軽乗用車が警察官の姿をみて急発進したのを発見した。
近くにいたパトカーとともに追跡すると、車は国道を東進して逃走。車は約1・1キロ先で国道をUターンして西に進んだ後、北方面にある東(ひがし)向(むき)北(きた)商店街に入った。
車は商店街の中を北上した後、右折を繰り返して国道369号に戻ると、西進した後、今度は南に延びる東向商店街に入った。同商店街は観光客らでにぎわっており、同署は安全面を考慮して追跡を中止。車はそのまま逃走した。
同商店街は長さ約240メートル。奈良市東向商店街協同組合が設置した防犯カメラの映像によると、車は同商店街を走り抜けて逃げたとみられる。逃走中に接触事故を起こしたとみられ、前部が破損していた。
同署によると、車は以前に大阪府内で交通事故を起こしたとして、大阪府警に手配されていた。
現場は奈良市中心部で、近くには奈良公園や、世界遺産の東大寺や興福寺などの観光名所がある。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180802-00000513-san-soci
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