シリアで武装勢力に拘束され、3年4カ月ぶりに帰国したフリージャーナリストの安田純平さんが11月2日、日本記者クラブで記者会見を開いた。安田さんは記者クラブのサイン帳に「あきらめたら試合終了」と記入。3年間耐え抜いた拘束生活を振り返った。安田さんは会見で、一連の経緯を説明。
会見の冒頭では謝罪と感謝の言葉を語り、頭を下げた後、「私自身の行動によって、日本政府が当事者にされてしまったという点について、大変申し訳ないと思っています」と陳謝した。
「あきらめたら試合終了」
約2時間45分に及んだ会見の最後には、日本記者クラブのサイン帳に記帳された安田さんのサインが紹介された。司会者が手に持ったサイン帳には、「あきらめたら試合終了 2018.11.2 安田純平」と書かれている。
この言葉は、井上雄彦さんの人気マンガ『SLAM DUNK(スラムダンク)』に登場する湘北バスケ部の監督、安西先生の名言としても知られている。
この「格言」を記した理由について、安田さんは「文字通りで、諦めてしまったら、精神的にも肉体的にも弱ってしまう。とにかく、いつかは帰れるんだとずっと考え続けていましたので、この言葉を書かせていただきました」と説明した。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181102-00010009-huffpost-soci
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