内戦下のシリアで武装組織に拘束され、3年4カ月ぶりに解放されたフリージャーナリストの安田純平さん(44)が2日、都内の日本記者クラブで、帰国後初となる記者会見を行い、国内で巻き起こっている“自己責任論”について語った。
安田さんは内戦が続くシリアで2015年に行方不明に。日本政府は先月23日夜、安田さんとみられる男性が解放されてトルコ南部の入管施設にいるとの情報がカタールからあり、
24日に本人と確認した。安田さんはイラク戦争後のイラクを取材していた04年4月、地元の自警団に拘束され、3日後に解放されたことがある。その後もイラクやシリアで現地取材していた。
安田さんの自己責任を問う声が国内であがり、各界の著名人がコメントするなど、論争が盛んに行われている。自身の批判について安田さんは「批判があるのは当然。そのことについては私の側から疑問というものは特にないです。
ただ事実に基づかないというものもあるように思いますので、あくまで事実に基づいたものでやっていただきたいというお願いはあります」と語った。
また、“自己責任論”については「当事者である私が述べるのは言いづらいことがある」と前置きし、「紛争地のような場所に行く場合は自己責任であると当然、思っています」と言及。
「政府が退避勧告している場所に、あえて向かうのであれば、何かあれば全部自分で引き受ける態勢の準備、心の準備をしなければならない。そこで我が身に起こったことは自業自得だと考えています」と私見を述べた。
一方で「(拘束された場合)本人がどういう人物であるかということと、行政が何を行うかということは全く別の問題で、拘束された人物によって、
行政の対応が変わるのは民主主義国家として非常に重要な問題であると思います」とし、「今回、国としてやるべきことをやっていただいたと解釈しています。まったく不満はありません」と語った。今後の活動については「完全に白紙」とした。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181102-00000102-spnannex-soci
ネットの反応
会見見たけど、話してることは本心ではないぞと思いました。だって、飛行機の中で言ってた話と余りにも違うから。たった一週間入院しただけで別人になる?